長野県上田市のヨガインストラクターHIROKI

長野県でヨガのインストラクター、ダンサー、トレーナーとして活動しているHIROKIです。ヨガのポーズと解剖学、ヨガの哲学と近代哲学、感覚的なヨガの知識と、論理的に説明のできる知識を照らし合わせて、ヨガの疑問を紐解いていきます。少しでも生活の質向上に役立てれば嬉しいです。

背骨はどこがどのくらい動くのか

ヨガを受けるとよく背骨を意識するように言われます。

たしかに大事なので僕もよく背骨の意識を伝えます。

 

でも専門的に学んでいない場合、「背骨ってどこまでイメージできるんだろうか」といつも思います。

 

もし背骨が一本の骨だったら

 

全然動けないですよね。

カカシさんのような感じ。

 

 

でも実際は細かい骨が積み重なっていて、骨盤から頭蓋骨までは24個の骨があります。

 

なので色んな方向に自由に動けるようになっています。

 

ただ、上の図のように「頚椎」「胸椎」「腰椎」はそれぞれ可動域が異なります。

 

 

まずはそれぞれの動作ですが、

屈曲はまるまる動作(アルマジロさんが得意ですね)

 

 

伸展は反る動作(猫さんが良くやりますね)

 

 

回旋は捻る動作(濡れたタオルさんが得意ですね)

 

 

側屈は横に倒れる動作(デューク更家さんが得意ですね)

 

まさかニンテンドーDSのソフトがあるとは…

 

そしてそれぞれの部位がどれくらいの角度動くのかが書いてありますが、角度に関しては三角定規を思い出しましょう。

 

(先生の三角定規って大きくていいですよねw)

 

90度はわかりやすいと思いますが、50度とかになるとちょっと意識しにくいと思います。

でも60度より小さくて45度よりは大きいのがわかれば大体イメージは付きます。

 

90度、60度、45度、30度は小さい頃に刷り込まれて体が覚えているので、それを元に応用するとわかりやすいですね。

 

そして次にどこの部位(胸椎とか腰椎とか)がだいたいどの辺なのかがわからないとイメージできませんが、それがこんな感じ。

 

(体表解剖といって、体の表面から内部が見えるようにする技術です)

 

例えば、首を前に倒した時に、首の後ろ側で1番出っ張るところは頚椎7番(頚椎の1番下)で、ウエストの下の方にある骨のあたりに腰椎5番(腰椎の1番下)があります。

 

そして胸椎と頚椎を合わせて90度まるまる事ができるはずなので、さっきの頚椎7番のすぐ下から、腰椎5番までで90度屈曲できる必要があると言えます。

 

こんな風に、どこからどこまでの部分がどの方向にどのくらい動けばいいのかを知るのは、体の動作をスムーズにするのに非常に有効です。

 

僕もまだまだ学び始めたところですので理解が浅いですが、少しずつ知識を深めて伝えていこうと思います。

 

めんどくさいかもしれませんが、自分の体の中がどうなってるのかイメージするのは体のコントロールに関してとても有益だと思いますので、是非参考にしていただければ嬉しいです。

 

HIROKI    

日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。  

  パーソナルトレーニングやグループレッスンに関して、基本的には上田市内で行なっていますが、遠方への出張も可能です。

 

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