四角い言葉を丸くする
ウイルスで色々と大変な時期ですが、まさかのケガでお休み中です。
もう少しで動けるようになるかな〜
まぁそんな中、イベント関係もどんどん中止になってますね。
4月は参加予定だったワークショップやダンスイベントが中止になりましたし、
長野のUniteや青森のフィットネスイベントも中止になりました。
耐える時期ですね〜
ここ数日は体を動かす事ができないので、本を読む機会が多くなりました。
漫画も読んでたけどw
ちょっと面白かったのがこちら
「ひらがなで話す技術」
まぁ伝え方の本ですね。
インストラクターって、体の事や動きの事を勉強していくので、だんだん詳しくなります。(専門分野の勉強はみんな熱心です)
でも知識を得た時点では、難しい表現になりがちです。
ヨガでも「アドムカシュヴァナアーサナ」とか「アヌローマビローマ」とか専門用語をいきなり使ったら、意味がわからない人が多いですよね。
もちろん専門用語が悪いわけじゃなくて、
例えば個人レッスンであれば、相手が理解している言葉は使った方が会話がスムーズなのでいいと思います。
でも大勢集まる場合は、言葉の理解度がバラバラだからデメリットが大きいですよね。
誰でもわかりやすいようにするため、この本では「四角い言葉を丸い言葉に変える」という方法を紹介しています。
・四角い言葉はぎゅっとしてる
四角い言葉というのは、漢字が多くて角ばっている言葉の事です。
体の専門用語ではめっちゃ多いんですよね。
あたりまえヨガの資料で使った「先行随伴性姿勢調節」とか、とても四角いw
「せんこうずいはんせいしせいちょうせつ」
ひらがなで聞いても意味をイメージしにくそうですよね。
・意味がわかる程度に丸くする
先程の「先行随伴性姿勢調節」という言葉の場合、
「先に動きをイメージする事で、姿勢を崩さないように体が調節してくれる機能」
みたいな言い方になると少し伝わりやすいかも。
漢字だけでできた言葉を使うときは、早く伝える事ができるので、話し手には優しいですが、聞き手には厳しいですよね。
だからなるべく「ひらがな」を使うと優しいという話ですね。
・英語は四角より難しい
ちなみに今の「先行随伴性姿勢調節」はAPAと略して使われるそうです。
「APAがあるから体の動かし方は知っておいた方がいいですよ」
とか言われても困りますよね。
APAって聞いたら社長を思い出しちゃいます。
インパクトある人ですよね。
で、アルファベットの並びの場合は、「まず四角くしてから丸くする」という手順が良いそうです。
APAという言葉は、「anticipatory postural adjustments(アンチシパリー ポスチャル アジャストメント)」の略で、日本語にすると「先行随伴性姿勢調節」です。
という感じでまずはアルファベット→漢字。
意味としては「先に動きをイメージする事で、姿勢を崩さないように体が調節してくれる機能」となります。
漢字→ひらがな多め。
という手順ですね。
まぁ今日の言葉は使う事ないと思いますがw
いきなり「TKG」と言ったら伝わらないかもしれないので注意ですね。
タマゴ カケ ゴハン
ご飯に生卵をかけたやつ
普段の会話も一緒ですが、インストラクターの方が特に意識してみると良いかも。
<ウェブサイト>
あたりまえヨガ
https://peraichi.com/landing_pages/view/atarimaeyoga2019
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。
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