腰を守る、お腹の筋肉
今日は腰に関するお話なんですが、
最近はダンサー仲間もインストラクター仲間も腰を痛めています。
運動不足でも痛くなりやすいけど、活動量が多い人も腰って痛めやすいですよね。
僕も最近は調子悪くないですが、去年痛めた部分が完全には治っていない感じです。
自分自身も含めて、結構体を動かす人に気をつけてほしいポイントを書いていこうかと思います。
まず今日は、「お腹を使う」という内容でいきましょう。
【腰のあたりは背骨が不安定】
腰のあたりって、「腰椎」という骨(背骨の一部)があるんですが、他には骨がない状態です。
骨盤とか肋骨のあたりは骨がしっかりあって頑丈ですが、腰のあたりはちょっと頼りないですよね。
だから割と不安定というか、グラグラしやすい場所になると思います。
【腹横筋で安定させる】
骨自体も無理な動きが続くことでヒビが入ったり(僕もやったことがある)、骨と骨の間の組織が損傷したりしますし、
骨の動きを制御するために腰の筋肉が過剰に働いて痛める場合もあります(これもやったことあるw)。
そこでお腹にある「腹横筋」という筋肉を使って、背骨を安定させます。
この青い部分が腹横筋です。
体の周りに腹巻きみたいな感じでついていて、力を入れることでお腹が引き締まります。
引き締まることで腰の骨がグラグラせずに安定します。
腰の骨が安定すれば、腰の筋肉も余計な負担が少なくなります。
【咳き込んだ時に使われるやつ】
一般的に腹筋を鍛えると言えば、「状態起こし」とか「プランク」とかを使うことが多いですが、この筋肉はお腹を引っ込めるような使い方で鍛えられます。
・お腹に手を当てる
・その状態で咳き込む(強く息を吐くだけでもOK)
という風にすると感じられるかな。
そして咳き込んだ時の力の入れ方を覚えたら、自分で同じようにお腹の筋肉を使います。
ただ座っている時、立っている時にはお腹を軽く引き締める感じで使って、
動く時はさらに強くしたほうが良いです。
特にジャンプとか、投げるとか蹴るとか、強い動きの場合はガッチリ固めると安心かな。
日常生活では下から何かを持ち上げる時なんかですね。
【まとめ】
・腰のあたりは構造上不安定
・腹巻き筋を使って安定させる
・咳き込んだ時の力の入れ方が腹巻き筋
・強い衝撃に対しては強く固める
ということで、今日は腰を守るためのポイントとして、「お腹を使う」でした。
動画も作ったので、そっちも見てくれると少しイメージしやすいかも。
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