トレーニングの目的
最近トレーナーの清水忍さんが本を出しました。
僕が東京のヨガスクールに通っていた時に、解剖学の講座を担当していた先生で、卒業した後も何度か清水さんの経営しているパーソナルジムに行っていました。
健康雑誌のTarzanによく出てるし、プロの選手を指導している人なので、聞いたことがある方もいるかもしれませんね。
今回の「ロジカル筋トレ」という本は、体を鍛える人であれば一度読んでほしいと思える内容でした。
自宅でトレーニングする、ジムに通う、どちらにしても基礎知識として持っておくと良いのではないかと。
僕としても色々シェアしたい内容がありますね。
今日はほ本の中にもあった、「そのトレーニングの目的は何か」というお話です。
トレーニングって、きっと何かしらの目的があると思います。
痩せたい、マッチョになりたい、野球が上手くなりたい、病気の予防をしたい、暇を潰したい。
いろんな目的。
「その目的と今やってるトレーニングは繋がっているのか」って大事ですよね。
今のトレーニングを続けることで目的が達成されるのか。
例えば「上体起こし」っていう腹筋のトレーニングは有名ですよね。
体力テストとかでもあったな〜
これを「ダイエットのため」「腰痛予防のため」「腹筋を割るため」「スポーツの技術向上のため」など、色んな人がやっています。
だけどダイエットのためなら、優先順位としては結構低くて、
・食事の管理が最優先
・運動の中では有酸素運動が最優先
・筋トレするなら下半身や背中を優先
・その上で腹筋運動をプラスするならアリかも
という考え方に僕ならなるかな〜という感じです。
腹筋を割るという場合も実質同じですね。
体脂肪を落とさなきゃ、どんなに腹筋を鍛えても割れないので。
でも腹筋を分厚くする価値はあるので、少しやる意味は大きくなるかな。
腰痛予防のためであれば、
・姿勢改善
・マッサージなどのケア
・硬くなっている部位のストレッチ
が優先的に行われて、
が次かな。
多分上体起こしはそんなに必要じゃないと思っていますね。
スポーツ技術となると、種目によって全然変わってくるので、これはかなりしっかり考える必要があります。
僕がやっているブレイクダンスだったら上体起こしも役立つ場面が多いと思いますが、多くのスポーツではあまり役立たないかも。(使い方によりますけどね)
まぁこんな風に、今やっている種目と目的が合っているかを考えた方がいいですよね。
目的達成に最適なものは何か、その上で自分の環境で実行可能なものは何か、実行可能なものの中で自分が継続できそうなものは何か。
トレーニングに対して色々考えてみるのもいいですよね。
僕の仕事はそれを一緒に考えることでもあるので、困ったらご相談ください。
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