ダンスは結局、何をどう伝えるか
今日はフィットネスイベントの★B-Passion★でした。
このイベントでは、ダンスの基礎的なレッスンとZumbaを僕は担当しています。
そのダンスレッスンの中で、今日は「力強く見せるポイント」をお伝えしました。
まぁ結構単純な話で、「力強く見せるためには、動作に勢いをつけましょう」って事になります。
例えば両手で下に叩きつけるような動作なら、先に上に大きく振りかぶってから動かした方が、力強く見えます。
体を捻る動作なら、逆方向に捻ってから行った方が力強く見えます。
こんな風に、「動作の逆方向へ力を溜めに行って、一気に解放する」という感じが重要です。
ただ、今回はダンスなので、「力強く見せる動き」であって、「力強い動き」ではないんですよね。
例えばボクサーのパンチって、無駄な動きがなく、大げさな勢いをつけたりしません。
でも強いですよね。
力強く見えないけど、力強いわけです。(もしかしたら力強く見えるかもしれないけどw)
陸上選手の走りとかもそんな感じで、無駄な動きがないので、大げさな勢いはないですが、速く走れていると言う事は地面に対して強い力がかかっています。
アスリートは効率よく力強い動きをする必要があるので、洗練された結果、見た目は静かになりがちなんですよね。
アスリートと違って、ダンスでは必要以上の力を見せるような動きが結構あるんですよね。(ある意味無駄な動きw)
まぁ表情とかもそうかな。
怒ってるわけでも、辛いわけでもないけど、踊りの中でキツい表情をしたりします。(ある意味無駄な表情w)
音楽を聴いて、
こう言う表現をしたいな〜って考えて、
そのためにはどうやったら伝わるかを考え、
体をその通りに動かしてみる。
その中で、日常にはないような動き方や表情が出てきたりします。
今回のレッスンでやったような「逆方向に勢いをつける」とかも、その一つですね。
「何を伝えたいか」ありきで、「どう伝えるか」という技術が活きる。
「どう伝えるか」という手段は、たくさん試していくと磨かれる。
だからたくさん何かを伝える経験が重要ですね。
ダンスのステップを覚える事でもダンスは上達しますが、「どうやったら伝わるか」という事を日頃から考えてる人はダンスしてなくても上手くなるだろうな〜
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