朝のDIT
今日はダイエット関連のお話です。
ゴールデンウィークからは少し時間が経ちましたが、連休中に太ってしまったという話もよく聞きますので、ダイエット関連の話も役立つかもですね。
で、今回はDITという「消化したり吸収したりといった、食事で必要になるエネルギー」について。
食べ物を食べた時にカロリーがあるものであれば体内にエネルギーが入りますよね。
そのエネルギーが余った場合、体脂肪として蓄積するので太ります。
でも何かを食べてエネルギーにするのにもエネルギーが要ります。
例えば、車にガソリンを入れるときに、ガソリン入れるマシンにも電気とかのエネルギーが必要だと思いますが、そんなイメージかな。
そしてエネルギーがある食事といえば、
糖質、資質、タンパク質です。
それぞれ、
摂取した糖質の6％、資質の4％、タンパク質の30％くらいがエネルギーとして使われます。
タンパク質は摂取するときにたくさんのエネルギーが必要なわけですね。
そうなれば単純にエネルギー源の中でタンパク質を多めに取れば太りにくい可能性が高いです。
高タンパク食はダイエットに良く勧められますもんね。
そしてこのDIT（食事で使われるエネルギー）には時間帯によって変わるという特徴もあります。
これは実際に比べた実験があって、
・朝型の3食→7:00、13:00、19:00に食事
・夜型の3食→13:00、19:00、1:00に食事
この2パターンで同じ食事内容にして調査しました。
その結果、同じ食事内容なのに朝型では夜型の1.3倍ほどDITが高く、たくさんのエネルギー消費がありました。
1日のDITはだいたい食べたものの総カロリーに対して10％くらいになると言われます。
この実験では1食500kcal、3食で1500kcalに設定されていたので、通常150kcalくらいがDITとして消費される可能性があります。
そして朝型と夜型の食事で1.3倍の差となると、だいたい50kcal近い差になるかな。
1日50kcalの差があれば、1ヶ月で1500kcal、5ヶ月で7500kcal。
全く同じ食事をしていて、5ヶ月の間に体脂肪1kg分の差が生まれるということになりますね。
（まぁ計算上ねw）
前回書いた体内リズムにも絡んでくるので、自分の体がどういうスタイルとマッチするかは分かりませんが、一般的には朝型生活の方が痩せやすいと言えるかもです。
あまり神経質になる必要はないと思いますが、少し意識してみても良いかも。
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