長野県上田市のヨガインストラクターHIROKI

長野県でヨガのインストラクター、ダンサー、トレーナーとして活動しているHIROKIです。ヨガのポーズと解剖学、ヨガの哲学と近代哲学、感覚的なヨガの知識と、論理的に説明のできる知識を照らし合わせて、ヨガの疑問を紐解いていきます。少しでも生活の質向上に役立てれば嬉しいです。

アルコールで体に起こるいろいろ

昨日のブログで「お酒飲まなくなりました」的なことを書きましたが、今日もそこに関連したことを。

お酒を飲まなくなって、1番変わったのは「頭がスッキリする」ですが、「眠くならない」っていうのもありますね。

だから生産性がめっちゃ上がります。

 

 

 

今までに得た知識の中で、「なぜアルコールが生産性を下げるのか」をちょっと書いてみます。

実際は今日書いた内容の他にも色んな要素があると思いますが。

 

 

低血糖が色々起こす

アルコールが体に入ってくると肝臓で分解されるのは有名な話ですよね。

 

アルコール→アセトアルデヒド→酢酸

という順で変化していく最初の部分。

肝臓でアセトアルデヒドに変わるわけです。

 

 

アルコールって「毒」ですから、肝臓さんとしても最優先で分解の仕事をします。

だから他の仕事は多少疎かになると思うんですよね。

 

 

例えるなら、

会社でいつも通り書類のコピーとかしてたら、いきなり包丁を持ったおじさんが会社に入って来た感じです。

もう最優先でおじさん対応が求められます。

 

 

コピーするのをやめて、おじさんを撃退しますよね。

 

 

そうしないと困るから、全然いい対応なんですけど、本来コピーする予定だった資料が他の社員に届かないので、各部署はその後の仕事に悪影響が出ます。

 

 

 

話を肝臓に戻すと、アルコールは「包丁持ったおじさん(トラブル)」、アルコール分解は「プロレス技(緊急対応)」、そして普段肝臓がやってる「血液中へ糖を送る」という仕事を「書類のコピー」としています。

これができないと他の器官「他部署」で困るわけですね。

 

 

・ダイエットとかに色々悪影響も

他部署の話が出ましたが、例えば血液中に糖が補給されなくなったら筋肉を分解することになります。

 

筋肉→アミノ酸ブドウ糖

みたいに変化させてエネルギーにします。

 

これはアルコールを飲んでなくても、肝臓の糖が無くなったら同じような反応が起きます。

食べなすぎたら筋肉落ちるって言いますよね。

 

 

・シメのラーメン現象

そして糖を補給しようと、脳も指令を出すので糖質が欲しくなります。

 

それが世にはびこる「シメのラーメン現象」の正体と言われます。

もうこれは至福の時ですね。

 

 

おつまみをたくさん食べてお腹いっぱいなのに、最後のラーメンはうまい。

それは体が欲しているからなんですね。

 

 

・本題、脳への影響

この低血糖状態は脳へも悪影響が出ちゃいますので、飲んでる時は基本「頭悪くなってる」と言えます。

 

 

しかも「記憶力ガタ落ち」なので、「アホなこと言って次の日には覚えてない」ということが頻繁に起きます。

いや〜、心当たりもあるし、他人事としてもよくみますねw

 

 

・神経の伝達はシナプスさんで

脳にはたくさんのシナプスさんがあります。

 

 

外から入った情報(痛いとか熱いとか)を脳に伝えたり、逆に体へ指示を出したりするときに命令を伝えてくれるみたいです。

 

今で言うとLINEの役割かな。

 

 

LINEって、例えば僕が「こんにちは」って打って、それを送信したら相手に届きますよね。

だから僕が課長にLINEして、それを課長が部長にLINEして、部長が社長にLINEする。

みたいな感じで体でも伝言ゲームが行われているわけです。

 

しかし、LINE送る時って電波が必要ですよね。

いっつも新幹線で東京行くときは、途中のトンネルで電波が途切れて困ってますが、そう言う時はLINEが届かないわけです。

 

 

この電波のように、神経が情報を送るために必要なものがあるんですね。

味の素でお馴染みのグルタミン酸がそんな役割を持っています。

 

 

 

ブドウ糖が必要

神経の伝達には、シナプスシナプスというように伝言ゲームが行われます。

そして送るためにはグルタミン酸が必要でした。

しかしグルタミン酸をちゃんと使えるようにセットアップする機能があります。

それがないとうまくいかないわけですね。

 

Wi-Fiの充電が切れちゃったら元も子もないってのと同じかな。

 

そのセットアップ機能を持つのが、「M Aシャトル

飛びそうね。

 

そしてM Aシャトルを動かすには、結局ブドウ糖が必要なんです。

 

Wi-Fiの充電をするにはコンセントに電気が通ってないとダメですから。

電気代払わないといかんのです。

 

 

・まとめると

いや〜長くなった。

つまりですね、「アルコールは大元の電気を止めてしまうので、末端まで悪影響が出る」ということです。

 

 

「脳への、あるいは脳からの情報伝達は、社長と社員の連絡の様なもの」

 

「情報伝達をするシナプスはLINEのようなツール』

 

シナプスにはグルタミン酸が必要で、それはLINEを使うのにWi-Fiが必要みたいな感じ」

 

グルタミン酸を使える状態にするM Aシャトルというものは、Wi-Fiの充電器的存在」

 

「M Aシャトルブドウ糖が来ないと動かない、Wi-Fiは電気が通ってないと充電できない」

 

 

だからうまく情報伝達ができなくて、頭の働きが悪くなるというお話でした。

 

 

・生きるために優先度の高い機能は維持

アルコールを少し飲んで酔ったくらいだと、頭は悪くなりますが死にませんよね。(いっぱい飲んだら死ぬけど)

 

とりあえず「今はやばい状況だから高度な機能は抑えてなんとか生き残ろう」っていうモードです。

 

 

だからそう簡単には死にません。

お酒を飲むデメリットはたくさんあるけど、「生死のレベルで見ればたいしたことない」とも言えます。

だから「好きなら飲めばいい」と思います。

僕はただ、

「お酒飲んで気持ちいい」<「頭スッキリして充実」になったというだけです。

 

吐くほどテキーラ飲みまくってた時代からは想像もつかない言動だw

 

 

 

 

<ウェブサイト>
あたりまえヨガ
https://peraichi.com/landing_pages/view/atarimaeyoga2019


HIROKI

日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。

 

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