85％は非特異的腰痛
最近は腰痛について色々お勉強中なので、ちょいちょいシェアしているところですが、皆さんは腰痛になって病院に行くと、「異常ありません」的なことを言われることないですかね。
まぁ痛いんだから異常はあるわけですが、レントゲンを撮ってみて骨には異常ありませんって感じのやつ。
そして処方といえば湿布+痛みどめですよね。
「なんか治療してくれよ」ってなるやつ。
おそらくかなりの確率でそうなるんじゃないかと。
なぜなら85％は「非特異的腰痛」と言われる、はっきりした病名がない腰痛で、
残りの15％が「特異的腰痛」という、原因が明確なやつです。
特異的腰痛の中にはヘルニア、狭窄症、圧迫骨折が多く、それぞれ4％前後
その他にも化膿性脊椎炎、癌、大動脈瘤、尿路結石などがあります。これはそれぞれ1％程度。
かなり強烈なやつですよね。死と隣り合わせのやつもあるくらい。
ちょっと前に紹介した、ヤバい腰痛のサイン「レッドフラッグサイン」に当てはまる場合はこの特異的腰痛の可能性が高まりますので要注意。
僕はよく「病院に行ってなんでもないことがわかれば安心だから、心配な時は気軽に病院に行ったほうがいいと思う」と言っています。
腰痛に関して言えば、全体の85％は病院の管轄ではなく、残りの危機的な15％を対象にしているようなもの。
「病院に行っても何もしてくれない」というのは確かに多くの人が経験することですが、それはある意味安心なことですよね。
病院って、ヤバい時はきっと色々やってくれますから。
ストレッチとか、マッサージとか、色々な対処方法を試す事も大事だけど、
できれば最初に「お医者へGO」ですね。
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