自己受容
ちょっと前に話題になった「嫌われる勇気」前から気になってたんですけど、やっと読みました。
この本は「アドラー心理学」をベースにした考え方を説明した本です。
タイトルが過激ですが、嫌われる方法が書かれてるわけではありませんw
どうやったら幸せに生きれるかみたいな本ですね。
ヨガの勉強に関連して、こういう幸福論的な本をよく読むんですけど、近頃はだんだん共通点が見えてきた気がします。
もちろん考え方によって違いはありますが、真理みたいなのってありそうですよね。
さて、今回の「嫌われる勇気」ですが、個人的には学び(再確認も含め)が多かったかな〜
日常にも活かせそうな気がするので、良かったら読んでみてください。
結構ややこしい内容もあって、混乱したところもありましたが、最終的に大事だと思ったのは3つですね
①自己受容
②他者信頼
③他者貢献
今日は①の自己受容について。
「自己受容」は、「自己肯定」という言葉に似てますよね。
自己肯定もいい意味で使われることが多いので、大事にしている人も多いかもしれませんが、この本で紹介されている「アドラー心理学」では、自己肯定でなく自己受容をするべきと言います。
・じゃあ自己肯定とは何か
なんか同じような言葉が出ましたよねw
まずこの本で言う「自己肯定」は何か。
「自分はできる」とか、「自分はすごい」とか、自分のことをプラスに捉えるという意味で使っています。
例えば、上手くいかないことがあったりして悩んだ時にも、「いや、自分はできる人間だ」という風に自分で自分を勇気づけるような感じです。
(そういう時も必要かもね。)
ある意味「60点の自分に無理矢理100点をつける」みたいなイメージですね。
ちょっと現実逃避に近いかな〜
これ、短期的には元気になってプラスに働くかもしれませんが、ちょっと無理がありますよね。
自分の本質を見ないで誤魔化してるので、他の人から「いや、お前全然ダメじゃん」と言われた時に揺らぎやすいかもしれません。
・じゃあ自己受容は何か
自己受容もある意味では自分をプラスにとらえる事です。
でも上手くいかない時の考え方としては「今は上手くできないけど、そんな自分でもいいじゃん、これから頑張ろう」という感じです。
60点の自分は60点だと認識します。
現実を受け止めます。
今の自分がどういう状態でも、ありのままを受け入れます。
だから他の人から「お前ダメじゃん」と言われても、今はまだ十分な能力がない事を認めているので大丈夫ですね。
その上でそこからどうしていくかを前向きに考えられます。
「ありのままの自分を受け入れよう」って言うのはヨガでよく言われますね。
高いところを目指しても良いいけど、今の自分も見てあげましょう的な。
・自己受容はどうすればできるか
今の話を聞いてすぐできる場合もあるかもしれませんね。
「あ、そうか、未熟な自分を認めて進もう」ということができればそれでOKです。
僕は聞いただけで、割としっくりきたんですよね。
「とりあえず今はショボくてもいっか」的なw
(じゃなきゃ文章得意でもないのに、ブログを書き続けるとか無理ですねw)
でもなかなか受け入れられないという人は「結果を出せない自分が許せない」という考えを持っているのかも。
「俺が60点で良いはずない」みたいな。
その場合、「課題の分離」という考え方で少し上手くいく場合がありますが、長くなったのでまた次回に。
<ウェブサイト>
あたりまえヨガ
https://peraichi.com/landing_pages/view/atarimaeyoga2019
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。
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