全か無かの思考
昨日は少しコロナ関係のことも勉強しなきゃな〜という事を書きましたが、情報も色々ありますね。
そしてなるべく正しい情報をもとに行動できたらいいと思いますが、「一つの考え方に固執しすぎないように」、「一つの情報にこだわりすぎないように」というのも大事かもしれませんね。
という事で、今回はそれにちょっと関連した内容です。
精神科医の「デビット・D・バーンズさん」が提唱している「10種類の認知の歪み」について。
これは結構有名だから知ってる人も多いかもしれませんね。
・ここでいう認知とは
「認知の歪み」がどうって言うからには、「認知」が何なのかをハッキリさせないとですよね。
ここでいう認知は「思い込み」みたいなもので、自分の行動を決める基準になります。
「何かが起こる」
↓
「それを自分の考え方(思い込み)で解釈する」
↓
「自分の行動に移す」
って感じ。
・歪みという事はあまりよろしくない
自分の考え方を持って判断基準に使うには大切な事ですよね。
でもここで言う「認知の歪み」というものは、「あまりオススメしない考え方ですよ」ってバーンズさんが言ってるわけです。
・代表的なのが10個もある
その歪みは10種類あって、
「全か無かの思考 」
「行き過ぎた一般化 」
「心のフィルター 」
「マイナス思考 」
「論理の飛躍 」
「拡大解釈、過小解釈 」
「感情の理由づけ 」
「~すべき思考 」
「レッテル貼り」
「誤った自己責任化(個人化)」
というものです。
イメージできそうなのもあるし、あんまりイメージできないのもあるかもしれませんね。
・今日は「全か無かの思考」について
どれも大事そうな感じなんですけど、今日は一つ目のやつだけご紹介します。
(全部やったらマジで長くなっちゃうんでw)
「全か無かの思考」っていうのは、かなり極端な考え方です。
全か無か。
白か黒か。
勝ちか負けか。
俺か俺以外か
(いや、ローランドさんの考え方が悪いわけじゃないですがw)
そんなどちらか一方という考え方が元になっていて、全てがうまくいかないと全くダメという考え方になります。
まぁ「完璧主義」と言えばイメージしやすいですかね。
深刻な人であれば、自分の人生設計から少しでも外れると「生きている意味がない」くらいに思ってしまうケースもあります。
・頭が良い人に多いらしい
相対的に見て頭が良い人って、学校の成績が良かったり、色々上手くこなせたりして失敗する経験が人よりも少ない場合が結構あるみたいです。
そうなると「あたりまえにできるレベル」が他の人よりも高くなりがちで、その分失敗を許せなくなります。
しかも優等生の悩みは優等生にしか分からなかたりして、孤独にもなりがち。
どんどん拗らせてしまう事も考えられますね。
・全か無かの思考の人は「煩悩だらけ」かも
仏教で紹介した「煩悩」にも繋がりますが、思い通りにしようと思いすぎない事ですよね。
できる限りの事を頑張るのはすごく良いですけどね。
無欲になる必要もないし、努力をしなければ結果を得られる可能性は低いですから。
でも、どんなに頑張っても結果はわからないんでw
・グラデーションを大事に
そして元根本の考え方として「白黒ハッキリさせるぜ」という考え方が強すぎるようであれば、もうちょっと視野を広げた方が楽かも。
白から黒までって、無限にグラデーションがありますから。
「これをやったらダメなのか」
「これを食べたら体にいいのか」
「この人は悪い人なのか」
簡単に○や×で考えてしまう癖があれば、少し広く見ると良いかもですね。
<ウェブサイト>
あたりまえヨガ
https://peraichi.com/landing_pages/view/atarimaeyoga2019
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。
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