長野県上田市のヨガインストラクターHIROKI

長野県でヨガのインストラクター、ダンサー、トレーナーとして活動しているHIROKIです。ヨガのポーズと解剖学、ヨガの哲学と近代哲学、感覚的なヨガの知識と、論理的に説明のできる知識を照らし合わせて、ヨガの疑問を紐解いていきます。少しでも生活の質向上に役立てれば嬉しいです。

恨みは意識的に忘れる

今日は読んだ本の話を少し。

「慈悲の瞑想」について、だいぶ前に書いた事がありますが、あれは「サーチインサイドユアセルフ」から紹介したんだったと思います。

[慈悲の瞑想について書いた記事]

https://uedayogahiroki.hatenablog.com/entry/2020/03/31/004626

 

Googleの人が書いたんだったと思いますが、瞑想について詳しく書かれた本なので、非常に勉強になりました。

 

で、今回はその「慈悲の瞑想」を仏教のお坊さんが詳しく書いた本を読んでました。

 

ちょっとイメージしにくいことも書かれてましたが、この本もオススメです。

 

 

今日はその中でも気をつけなきゃな〜と思った事があったので、改めて考えていました。

 

「人間は恨みをいつまでも覚えてるけど、助けられたことはすぐに忘れる。」

 

「そんなことないよ」と言う人もいるかもしれませんが、なかなか本質を捉えていますよね。

 

人間に限らず動物も、何か悪いことをされた場合はしっかり覚えておかなきゃ後で困る可能性が高いです。

だから生き残るためにも恨みは忘れない。

 

危険な動物とか、危険な人は覚えておくと言うシステムなんでしょうね。

 

逆に助けてもらったことも覚えておくメリットがあるので、一定のレベルで覚えてるはずですが、恨みほど重要じゃないんでしょうね。

 

群れの中で助けてくれた人を覚えておいて、恩返しをした方がまた助けてくれる確率が高いので、人は生存のために恩返しの修正を得たと言われていますよね。

 

更に、この前書いた「認知の錯覚」があります。

[認知の錯覚の記事]

https://uedayogahiroki.hatenablog.com/entry/2020/08/12/200006

 

人は自分が助けてあげた事は実際以上に大きく感じているものなんですよね。

 

そうなると、助けた方は「すごく相手のためになった」と思っているのに対して、助けられた方はそこまでちゃんと覚えていない。

と言う事になりがちです。

 

そういうシステムがあるということを意識しておかないと、恨みばっかり残していく事になるかもしれません。

 

だから人と関わるときは助けてくれたことをしっかり覚えるようにして、恨みは忘れる。

自然に任せていてはそうならないから、自分からやるべきなんですね。

 

 

 

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レッスン動画じゃないので、詳しい説明とかはしてないです。


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8/30(日)
★B-Passion★vol.10
[詳細]
https://uedayogahiroki.hatenablog.com/entry/2020/07/26/200058


<ウェブサイト>
あたりまえヨガ
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HIROKI

日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。

 

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