長野県上田市のヨガインストラクターHIROKI

長野県でヨガのインストラクター、ダンサー、トレーナーとして活動しているHIROKIです。ヨガのポーズと解剖学、ヨガの哲学と近代哲学、感覚的なヨガの知識と、論理的に説明のできる知識を照らし合わせて、ヨガの疑問を紐解いていきます。少しでも生活の質向上に役立てれば嬉しいです。

太陽礼拝、改めて

太陽礼拝って、ヨガのレッスンでよく出てきますよね。

基本的にヨガではポーズ単体には「〇〇のポーズ」って名前がついてますが、太陽礼拝みたいに一連の流れに名前がついてることは少ない気がします。

 

もちろん勝手に誰かが作ったものは色々ありますが、ここまで共通認識が大きいのは古くから使われてるからでしょうね。

 

つまり「太陽礼拝」というのはヨガの中でも特別なもので、大事にされてきたんじゃないかと思います。

きっと昔の師匠とかも「これ、奥義やからしっかり覚えろよ」という感じだったんでしょう。

 

 

先日の湊洋二さんのワークショップでも「太陽」と「礼拝」について習いましたが、改めて勉強になりました。

 

これに関連して、前にもブログで書いたんですけど、ヨガって東を向いて行われてたんじゃないかという説があります。

 

理由としては、

・パシチュモッターナアーサナ(西を伸ばすポーズ)の形が、人間で言う背中側を伸ばす形である

・プルヴォッターナアーサナ(東を伸ばすポーズ)の形が人間で言うお腹側を伸ばすポーズである

この二つの名前から、体の向きは東向きで行われたと考えられます。

 

そして、ヨガは朝に行われていたとされます。

なぜなら、東向きが前提になった場合、太陽礼拝を行うときは太陽が東にあるとき、つまり朝なんじゃないかという考えでした。

 

昔の時代を考えれば、太陽が出ないと明るさが全く無い状態ですよね。

だから活動のスタートは太陽次第です。

アラームのセットは問答無用で「夜明け」です。

 

朝一番に体を動かして、太陽への感謝もできる。

そんな朝のルーティンが太陽礼拝だったのかもしれません。

 

だから今の時代で考えた時には、電気の明るさがあるし、時計が時間を知らせてくれます。

今まで太陽から得ていた恩恵を別の物からも得られるようになったわけですね。

 

だから今は朝に東向いてやる必要性が減って、だんだんやらなくなったんじゃないかと言われています。

 

まぁ確かに生活の多様性は今と昔では全然違いますよね。

完全に夜型っていう生き方すら可能です。

 

でも全てのエネルギーが太陽から来ているのはいまだに変わらなくて、太陽光から植物にエネルギーが入って、それを食べて動物を食べたりしてるんですよね。

(まぁ電気エネルギーで言えば水力と風力とかあるけど。)

 

忘れがちだけど、助かってる。

空気とか、水とか、友達とか、家族とか、そういうのと一緒で忘れがちですね。

 

洋二さんが言うには、こうやって頭で理解してもすぐに忘れてしまうけど、実際に体で学べば根付くという事でした。

つまり、「太陽って大事だよね〜」って知るよりも、実際に毎朝太陽礼拝しろって事らしいw

 

まぁ「夜明けは流石に早いよ」と言う人は多少時間をずらしてもいいので、続けてみたら何かが変わるかも。

 

 

 

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HIROKI

日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。

 

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