余白を作る
日曜日、月曜日と二日間で湊洋二さんのワークショップでした。
個人的には充実感が大きいです。
何より、久しぶりに洋二さんに会えて嬉しかったし、僕が普段お世話になっている方々が洋二さんのクラスに来てくれて嬉しかったです。
なかなかこういう機会も作れない時期なので、次はいつになるかわからないけど、またお願いしたいですね。
今回学んだことはたくさんあるので、少しずつ書いていこうと思います。
今日はどちらかと言うとインストラクター側の話ですが、「ヨガの指導は教えることじゃない」というお話。
よくビジネスの現場で部下に指導するときは「魚を与えるのではなく釣り方を教えろ」と言われますよね。
「答えを教えるんじゃなくて解き方を教える」的な。
ヨガの時もある意味ではそういう側面があると言います。
インストラクターはレッスンの時にいろんな事を考えますよね。
・どうやったら参加者の体が楽になるのか
・どうやったら体が柔らかくなるのか
・どうやったらポーズが上達するのか
それを考えて、内容を構成して、レッスンが始まればその場でも工夫する。
当然とも思うし、悪い事ではないですよね。
だけど、もしかしたら答えを相手に渡そうとしすぎているかもしれません。
参加者を見て、
・辛そうだったら楽になる方法を教えてあげたい
・もっと効果的な動き方を教えてあげたい
・もっと頑張ってもらいたい
そういう側面も大事だけど、答えは自分で見つけるものでもあるんですよね。
バランスはあると思いますが、教えてくれたら考えなくなるし、感じなくなるものだから、毎回全ての答えを提供するのは良くないのかもしれませんよね。
例えば洋二さんは、普段のレッスンで急に一つのポーズを5分くらい取ったりする時もあるそうです。
「しばらくダウンドッグ」みたいな感じで。
すると、多くの人は頑張ってポーズをキープし続けます。
そりゃそうですよねw
でも5分もポーズをとっていれば、「体を休ませたい」とか「ポジションを変えたい」とか、いろんな変化は体の中で起きてるはず。
自分の体で起きている変化を感じ取って、自分で行動を選ぶという「余白」なんですよね。
まぁ日本人だったら何も言われずにポーズが止まったら、そのまま頑張らなきゃいけないのかと思う人が多いと思うけどw
ヨガのポーズを指示通りに動くだけでなく、自分で感じて選択する。
そんな体験を作り出すのも素敵ですね。
今日のヨガ
<イベント情報>
8/30(日)
★B-Passion★vol.10
[詳細]
https://uedayogahiroki.hatenablog.com/entry/2020/07/26/200058
<ウェブサイト>
あたりまえヨガ
https://peraichi.com/landing_pages/view/atarimaeyoga2019
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。
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