長野県上田市のヨガインストラクターHIROKI

長野県でヨガのインストラクター、ダンサー、トレーナーとして活動しているHIROKIです。ヨガのポーズと解剖学、ヨガの哲学と近代哲学、感覚的なヨガの知識と、論理的に説明のできる知識を照らし合わせて、ヨガの疑問を紐解いていきます。少しでも生活の質向上に役立てれば嬉しいです。

仏教・ヨガの肉を食べない理由

今日も最近読んでる「慈悲の瞑想」から。

 

ヨガではよく肉を食べない人っていますよね。

僕の習った先生もそうでしたが、肉だけじゃなく、魚などもNGでした。

 

これは健康のためじゃなくて思想に近い観点なんですが、仏教にしろヨガにしろ「命を奪わないため」という考え方です。

 

で、この話をすると「植物はいいのかい」っていうツッコミがよく出ます。

というか僕もしました。

 

大学の時に植物を相手に研究してたから尚更思うのかもw

 

この答えが仏教徒ヨガではちょっと違って面白かったです。

 

ヨガの先生に聞いた時は、「植物も決して奪って良い命ではないけど、動物と比べた時に罪の重さが違う」的なことを言ってました。

極端な話、人を食べるのは1番罪深くて、次に動物、次に魚、次に虫、そして良くはないけど植物はマシ。

みたいな考え方があるようです。

 

あと、食べたものは神様に捧げるっていう考え方があるので、「罪深い食べ物を神様に食べさせるわけにはいかない」という思いも重なって強化されています。

 

では仏教ではどうか。

「植物は完全にOK」らしいですw

 

どうやら植物には「生きたい」という意思がなく命を奪っても苦しまないからOKのようです。

他の生き物はみんな殺そうとしたら逃げたり戦ったりするので、「生きたい」という意思があるし、殺せば苦しむ。だからダメだと。

 

それでなるべく肉などは食べずに生きるべきっていう考えになるんですね。

 

じゃあ「肉食獣が他の動物を食べるのは良いの?」というのはどうでしょう。

 

実はこれも罪深いことだと言います。

相手を苦しませていると。

 

「でも食べないと生きていけないじゃん」って思いますよね。

 

だから食べるしかないんですけど、「周りを苦しめながら生きている」という実感を持つべきだと言っています。

なんか、罪の意識が重いですねw

 

人が動物を食べる場合でも、ちゃんと他の生物を苦しめて、死にたくなかった命を奪って食べているということを自覚した方がいいと言います。

 

そうすれば食べすぎたり、無駄にしたりはしなくなるので。

 

どこかで聞いたことがあるようなことではありますが、改めて聞くと「なるほどな〜」って感じです。

 

お肉は食べるけど、苦しみも一緒に食べないとですね。

 

 

 

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HIROKI

日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。

 

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