金ピカなら切れなくなっても大丈夫って話
前回に引き続き、メンタルトレーニング講座の復習という事で、仕事やスポーツで高いパフォーマンスを出すために必要な要素を書いていきます。
この前書いた「プラス思考」もだいぶ意外性がなかったかもしれませんが、今回もなかなか普通ですよ。
アスリートのメンタルにおいて大事な要素その2は、
「自信」です。
いや〜、普通ですねw
トップアスリートは大抵自信ありげだし、自信なさげな人は負けそうですよね。
ただ、自信があった方が良さそうなのはイメージしやすそうだけど、問題は「どうやって自信をつけるか」かな。
ちなみに辞書で調べると、
自信→「自分自身の価値や能力を信ずる事、自分で自分の言動や主義を疑わない事」だそうです。
つまり「価値と「能力」の二つの要素があるんですよね。
「自分の価値」は、ヨガでよく言われる「ありのままの（能力も他者からの評価も関係ない）自分に価値がある」という考え方が土台にあった方が強いかもしれません。
要は「生きてるだけで価値がある」ということ。
「そんな何もない状態で価値があるなんて思えない」という人もいるかもしれませんが、その場合は「生きているだけでいかに凄い事か」を感じるのが良いかも。
僕がヨガの先生から習った時は「自分がここにいるのは、どれだけの人や人以外の全てが関わっているかを考えてみたら良い」と言っていました。
「両親」、「兄弟」、「その両親」、「先生」、「友達」、「毎日食べる命」、「病気で死なない環境を作った今までの全ての人」、「身の回りにある全てのものを考えて、作って、運んだ人」、まぁキリがないんですがw
「あ、とりあえず今生きてるのってすげー事だから、何かできたら良いけど、何もできなくてもすげーのね」って思いましょうw
では「自分の能力」はどうでしょうね。
これの場合は当然「根拠」がないと信じられません。
「自分は〇〇ができる」という根拠がある場合です。
努力してきた、実績を出してきた、評価されてきた。
そんな積み重ねがないと信じられないですよね。
これは地道な努力と、認めてくれる人がいればどんどん積み上がっていきます。
まぁ「頑張って結果を出せ」ってことですねw
で、自分の価値と自分の能力、どちらも信じられればハイパフォーマンスを出し続けられます。
価値だけだったら、能力がないので当然勝つことはできない。
能力だけだったら、勝てるかもしれないけど、心が折れた時に立ち直れない。
どちらも大事なんですね。
僕の中で、
価値も能力も信じられない場合は、「鉄屑」みたいなイメージ。
素材に価値がないし、使えない。
価値だけを信じられるのは「金塊」みたいなイメージ。
使えないけど、価値がある。
能力だけを信じられるのは「よく切れる鉄の刀」の様なイメージ。
素材に価値がないけど、使える。切れなくなったら価値がなくなる。
価値も能力も信じられるのは「よく切れる金の刀」の様なイメージ。
使えるし、使えなくなったとしても素材自体に価値がある。
自信の二段構えを制するには、
自分を金ピカにしつつ、切れる様にしていきたいですね。
<ヨガ動画>
https://m.youtube.com/channel/UCd_aX1pAskhMbEmLxoFcFRQ
だいたい毎日ヨガの練習動画を上げてます。
レッスン動画じゃないので、詳しい説明とかはしてないです。
<ウェブサイト>
あたりまえヨガ
https://peraichi.com/landing_pages/view/atarimaeyoga2019
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。
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