自分の価値観が自信になるらしい
この前「ハイパワーポーズ」に関してのTED動画を紹介しました。
記事
https://uedayogahiroki.hatenablog.com/entry/2020/05/11/224241
動画
このプレゼンターの「エイミー・カディ」さんは本も書いていたので最近読んでます。
TEDの中で紹介されていたポーズは非常に簡単で効果的でしたので、是非使っていただければと思うんですが、本では同じような効果がある方法がもう一つ紹介されていました。
それは「自分が大切にしている価値観を書き出す」という方法です。
まぁ価値観というか、「自分のいい所」って感じかな〜
実験としては、
・自分の価値観(いい所)を書いたグループ
・そうじゃないグループ
に分け、
そのあとパワーポーズの時と同じように、ストレスのかかる面接をします。
面接後の体の状態を調べたら、自分のいい所を書いたグループが、やはりストレスレベルが低く、自信に満ちた状態になっているということが証明されました。
つまり、自分の価値観を再確認することが自信につながるんですね。
ここでいう価値観は、例えば「最後までやり通すのを大切にしている」とか、「どんな時もその状況を楽しむようにしている」とかを書くような感じでした。
そしてその価値観について、すぐ答えられる人ほど日常のストレスレベルも低い傾向にあります。
つまり、
・自分のこと（特にいい所）を思い出すことで不安が減って自信が漲る。
・自分の事がわかっていればすぐ答えられる。
・常に自分のことがわかっていれば、日頃からストレスが少なく堂々と生きられる。
という事になりますかね。
この実験、もう一つ面白いことがわかりました。
それは「目の前の課題と自分の特性に相関関係は無い」ということです。
例えば今からピアノの発表会だとします。
もう、緊張全開です。
自分の番が近づいてくるたびに冷や汗が出ます。
そんな時に自分にどんな声をかけるか、
これから人前でピアノを弾くのだから、
「たくさん練習してきていい演奏ができるはず」とか、「人前で力を発揮するタイプだから大丈夫」とか自己暗示かけがちですよね。
それが本来の自分であればもちろん効果は見込めますが、無理に言い聞かせても効果は薄いようです。
それに対して、自分のいい所がピアノや人前での発表と一切関係がなくても、本当の事であれば効果があります。
「自分は大勢の前では緊張しちゃうけど、一人一人とは深く関われる人間だ」とか、
「ピアノはまだ不安があるけど、ヴァイオリンはすでにプロ級」とか。
目の前の課題に自信が持てなくても、自分に自信が持てれば、本来の力は出せます。
考えてみれば、何か別の分野で成功している人が、新しい分野に飛び込んだ時、人より早くうまくいくケースが多いですが、それは成功の方法を知っているという事もありますが、そもそも自分に自信がありますよね。
別に大きな成果じゃなくても、何かうまくいった事、褒められた事はみんなあるはず。
それを自信にして、新しい事に挑戦し続けて、また自信をつけていけば面白そうですよね。
いきなり緊張する場面では思い出せないかもしれないから、一旦書き出してみたらいいかもです。
<オンラインレッスン>
WFスポーツクラブの詳細はコチラ
https://uedayogahiroki.hatenablog.com/entry/2020/05/04/234909
WFスポーツクラブサンプル動画
https://m.youtube.com/watch?v=oVLeIDb92g0
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あたりまえヨガ
https://peraichi.com/landing_pages/view/atarimaeyoga2019
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。
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