得意と自信は結びつけない方がいい場合も
前回、得意なことに関して書きましたが、得意な事が自信に繋がったらいいですよね。
と言うか、「得意な事を作って自信を持ちたい」と言う事をたまに聞きます。
それは確かに素晴らしい事だと思うので、ぜひ得意な事を見つけて、磨いて、自信をつけて欲しいんですが、この流れって実はちょっと気をつけないといけません。
得意な事を磨いていくと、当然能力が高まったり、実績が積み重なっていきますよね。
そうすると「自分は〇〇ができる」とか、「こんな成果を出してきた」とかが自信に繋がったりします。
基本的には喜ばしいことだと思います。
でも、
これは言い換えれば「これができるから自分は素晴らしい」と言えるし、
さらに言い換えれば「これができなかったら自分はダメだ」ということもできてしまうかもしれません。
例えば「自分は暗記が得意で、仕事の事を聞かれてもすぐに答えられる」とかだった場合、
ある日、超高性能の検索マシンが導入されたらなかなか輝けないかもしれません。
パッと検索できるので暗記っていらないよね〜ってなるかも。
それだとせっかく身につけた自信が崩れてしまいますよね。
僕の場合だと、前に会社で働いていた時の実績とかは今全く役に立たないので、もし「お店で1番トイレ掃除が早い」とか、「鏡ふきが一番キレイ」とかに執着していたら、今は披露する機会がないので自信をなくしそうです。
今思い出すとお掃除は好きでしたねw
だからヨガでも言われるような、「生きてるだけでOK」という価値観が役に立ちます。
根拠のない自信というか、「掃除ができるから素晴らしい」じゃなくて、「掃除ができてもできなくても素晴らしい」という感じ。
何もない自分は0点で、成功体験を積み重ねるにつれて加点していく。
ではなく、
何もない自分は100点で、何かできるたびにそれも味わっていく。
なくなっても100点。
「そんなこと言ったら何かを頑張る意欲がなくなっちゃう」という人もいるかもしれませんが、「できなくても、失敗しても自分は価値がある」と思えた方が挑戦もしやすいかもしれません。
一つの考え方なので自由に選んで貰えばいいですが、よかったら頭の片隅に置いておいてください。
<ヨガ動画>
https://m.youtube.com/channel/UCd_aX1pAskhMbEmLxoFcFRQ
だいたい毎日ヨガの練習動画を上げてます。
レッスン動画じゃないので、詳しい説明とかはしてないです。
<ウェブサイト>
あたりまえヨガ
https://peraichi.com/landing_pages/view/atarimaeyoga2019
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。
パーソナルトレーニングやグループレッスンに関して、基本的には上田市内で行なっていますが、遠方への出張も可能です。
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