「行動するために考える」ためにメンテナンス

今日の日中は東京でヨガ哲学の勉強会でした。

内容に関しては追ってシェアしようかと。

最近また結構本を読んでるんですが、今回は本屋さんでよく見かける「Think Clearly」という本を買ってみました。

内容としては「人生に役立つ考え方」を紹介した本です。

まだ序盤の方なのでどうなるかわからないですが、結構面白そうな内容です。

例えば最初に出てくるのは「考えていても始まらない」というものです。

言葉自体はよく聞くような感じで、「行動しなさい」っていうメッセージではあるんですが、例えが結構しっくりきました。

暗い洞窟の中にいたら何も見えないですが、

懐中電灯を使えば目の届く範囲は見えるようになります。

「考える」ってこんな感じで、目に見えてる状況から解決法を見つけるわけですね。

でもその場で照らし続けても見える範囲は増えませんよね。

これ以上考えても変わらない「思考の飽和点」に到達してしまいます。

そしたら次はどうするかって、歩いて進むしか無いですよね。

それが「行動」で、また新しい疑問が生まれてくるから懐中電灯で再度照らすわけです。

この例えって、「行動しなさい」でもあるんだけど、全く照らさずに洞窟を進むのは危なそうですよね。

所々考えるのも大事って感じがあります。

何度かブログでも紹介してますが、僕はよくマインドマップで思考の整理をします。

でも自分が行動してなくて変化が無ければ、前回と同じ内容になってしまいます。

頭の中が変わってないから、発想も変わらないですよね。

という事で、「思考する」「行動する」というのを交互にやっていく(同時でも良いけど)事が重要ですね。

そして、更にもう一つサイクルに入れたいのが、「懐中電灯のメンテナンス」です。

周りを照らす時に光が弱いとよく見えないので、懐中電灯をメンテナンスして見やすくするって事ですね。

これは生活習慣を整えたりして頭をスッキリさせましょうって事で、結果的に思考がクリアになると思います。

生活習慣っていうとかなり広くなっちゃいますが、「マインドフルネス呼吸」を取り入れたりするのもいいです。

呼吸の長さをコントロールする呼吸法を結構紹介してきましたが、「マインドフルネス呼吸」は自然な呼吸で吸ったり吐いたりの感覚に集中するだけです。

５分くらいでも効果が認められていますし、最も恩恵を得られるのが27分以上やる場合と言われています。(1日の中で分けてもいいみたい)

そんな風に、「懐中電灯をメンテナンス・照らす・歩く」の繰り返しは、

「頭を整える・考える・行動する」というサイクルになります。

ヨガや瞑想はどんな人にもメリットはあると思いますが、行動する人、そして考える人ほど役立つものかもしれませんね。

こういったテクニックを人生に活かしてくれたら嬉しいです。

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HIROKI

日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。

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