目的を知ると変わる

安定のうまさでしたね、YK35。

ということで土日は新潟でした。

仕事と稽古のために。

仕事はヨガ・ボクシング・ZUMBAという3本立てで、なかなかの運動量でしたが久しぶりに会う人が沢山いて、「懐かしいな〜」と思ってるうちに終わってしまいましたw

またちょいちょい新潟に行くので、また是非やりたいですね。

そして仕事が終わった後は空手道場「夢源会」へ。

実は新潟に住んでた時に通い始めて1ヶ月後に長野へ転勤が決まって通えなくなったところでしたw

ホームページを見てみたら僕の写真が使われていましたw

http://mugenkai.net

2、3回しか通ってなかった門下生ですがw

今回ここを選んだ理由の１つがフルコンタクトの総合空手というジャンルだという事。

空手の中には完全に相手なしでやる「型」や、全く相手に攻撃を当てないルール、顔面はなしのルールも結構ありますが、フルコンタクトというには攻撃を相手に当てて実際に倒すものです。

そうすることで、防御にリアリティが出るし、攻撃には威力が必要になります。

体の使い方学ぶにはとてもいい条件(かつめっちゃ怖え〜)です。

そして総合空手というのは「打撃」以外に「投げ」や「締め」があり、あらゆる手段を使って戦う事になります。

反則が少ないから、ルールに守ってもらうのではなく、自分の技術と発想で勝つっていう感じがいいですね。

そして師範の岩木さんは現役時代に世界チャンピオンになっています。

なので技術的にも最高なんですが、非常に論理的な説明をしてくれるので、理解がしやすいです。

全く根性論ではなく、「なぜできないのか」、「どうしたらできるのか」を明確にしてくれます。

空手って「とにかく練習だー！」とか、「体で覚えろ！」とかのイメージがあったんだけど、そういう感じではなかったですねw

そして稽古はというと、今回は基本技の原則を教えてもらいました。

1番基本となるのが、自分の体のどこを、相手の体のどこに当てるのか。という原則です。

例えばボクシングでいうストレートというパンチは人差し指と中指の面を

相手の人中(カトちゃんぺっのところ)

に当てるんですが、

フックというパンチは

拳の横カドを相手のこめかみに当てます。

それを聞いただけでかなり打ちやすくなったんですが、こんな風にそれぞれの技が何をするためにあるのかを知れば、自然といいフォームが出来上がります。

格闘技の動きって個人的にはカッコいいと思うんですけど、完全に機能美なんですよね。

僕はダンスをしているので、造形美的なカッコよさを作り出す事が多いですが、ダンスの技をするときも体が機能的に動かせているとよりカッコよく見えます。

そしてヨガのポーズも見た目がキレイだったりするものがありますが、手や足の位置が教科書通りにできているというよりも、体がうまく使えていると見た目にも美しくなります。

ポーズにも目的が記されている場合が多いのでそれを意識してやってみると自然にいい形や自分に合った形になると思います。

ヨガの学校で何度も「このポーズを何のためにやる？」と問われましたが、そこがはっきりしないとポーズを深める事はできません。

「見た目としてはこうしたほうがいいんじゃないか？」っていうのはできますけどね。

「この攻撃は何をするためなのか」、「このポーズは何をするためなのか」まずはそこからかもしれません。

もちろん日常の何においても当てはまることで、何かの目的があって何かをするはずですので、より良くしたいと思ったら、その目的をしっかり意識するのがいいですね。

HIROKI    

日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。    

パーソナルトレーニングやグループレッスンに関して、基本的には上田市内で行なっていますが、遠方への出張も可能です。  

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