長野県上田市のヨガインストラクターHIROKI

長野県でヨガのインストラクター、ダンサー、トレーナーとして活動しているHIROKIです。ヨガのポーズと解剖学、ヨガの哲学と近代哲学、感覚的なヨガの知識と、論理的に説明のできる知識を照らし合わせて、ヨガの疑問を紐解いていきます。少しでも生活の質向上に役立てれば嬉しいです。

やっぱり近くからですよね

昨日に引き続きジャーナンダさんの講座から。

ちなみにジャーナンダさんは僧侶としての名前的なやつで、日本人です。

小野塚さんです。

 

 

昨日の記事では「素粒子や魂のレベルではみんな兄弟」という話から、「みんなで喜びや苦しみを共有しましょう」という教えを紹介しました。

 

もちろん最終的には「全ての人や生き物」に意識を向けられれば免許皆伝と言えますが、実際すぐには難しいですよね。

 

 

そうなるとやっぱり「身近からスタート」でいくしかないですよね。

 

今日は「身近からスタートしても結果的にOK」というお話について書いときます。

 

 

講師のジャーナンダさんが、一つのエピソードを話してくれたんですが、イタリアの料理屋さんの話でした。

インドの話とかかな〜と思ってたから意外w

 

 

話はイタリアの料理屋さんが経営難で閉店するっていう所からスタートします。(いきなり苦境)

その時働いていた13人のスタッフも路頭に迷うという状況です。

 

 

 

結局そのまま閉店するんですが、お店に長年通い続けた常連さんが登場します。

「マスター、いつもの」的な。

 

 

で、その常連さんは店にいる13人のスタッフのうち、5人と特に仲良しみたいです。

 

常連さんは長年お世話になった従業員が少しでも助かればと思い、小切手をマスターに渡します。

 

日本円にして25万円。

(太っ腹ですね〜)

 

でもそのお金は常連さんが「特に仲良しだった5人に渡してほしい」というものでした。

 

だからマスターは5人を呼んで事情を説明し、小切手を渡そうとしました。

 

 

5人はもちろん喜びましたが、受け取るのを拒みます。

 

 

なぜなら他の8人も仲間だから、「みんなで分けたい」という事でした。

常連さんの気持ちも考えると複雑ですが、いい奴らですね。

 

 

結果的にマスターは13人に均等に分けて渡すことにしたという結末です。

 

 

まぁ普通に「いい話だな〜」という感じでもありますが、ここに今回の話が集約されています。

 

 

常連さんは自分のお金だから自分で使う事もできるのに、何の見返りも求めず5人へお金を送ります。

 

で、5人はそのまま自分がもらえるのに残り8人へ分け与えます。

 

 

常連さんは、閉店して仕事が無くなるという苦しみへの共感をして、

5人は、お金をもらうという喜びをみんなに対してした。

というお話ですね。

 

 

どちらも素晴らしいことをしてますが対象は狭いですよね。

自分が仲良い人への行為なので。

 

でも結果的に直接関わった人の先まで届いてます。

 

だから、

・苦しみは相手で止めなければいい

・喜びは自分で止めなければいい

という事ですね。

 

理想的には遠い人に対しても気持ちが動けばいいけど、まずは身近で大丈夫。

それだけでも遠くの人のためになるかもしれない。

 

 

ちょっと考えれば不思議なことでもないですけど、言われてみて気付く事もありました。

 

自分のできる範囲でいいから、他者に何かしてあげられるといいですね。

 

 

<ウェブサイト>
あたりまえヨガ
https://peraichi.com/landing_pages/view/atarimaeyoga2019


HIROKI

日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。

 

パーソナルトレーニングやグループレッスンに関して、基本的には上田市内で行なっていますが、遠方への出張も可能です。

 

お問い合わせはLINEから受け付けています。

https://lin.ee/mgBWKfb

こちらのアカウントを友達追加して、トークから(お名前、お問い合わせの内容)を入力して頂くと返答致します。

 

メールでのお問い合わせも可能です。

bb.yo.hiroki@gmail.com