伝わるかどうかに謙虚になる
今日は学校でした。
3週間ぶりにハワイからゴウ先生が帰ってきました。
久しぶりの授業で、お坊さんのような佐藤ゴウさんの空気感が全開でしたね。
2週間さなえ先生(時間内にできる事はしっかり教えるって感じの先生)の授業だったからゴウ先生(ハワイ帰りのお坊さん)の緩さというかマイペースな感じが懐かしく感じます。
ゴウさんの授業はヨガのポーズや指導法を教えるのがメインじゃなく(本当はそこがメインなんだと思うけど僕はそう思わないだけですw)どういう考え方や生き方がヨガ的な幸せをもたらすのか、ヨガのインストラクターとして成長できるのかをたくさん話してくれます。
ヨガ講義+説法的な授業。
今日も色々あったんですが、いつまでも謙虚でいましょうっていうのがちょっと印象的でした。とても基本的だし、忘れがちになる事。
ゴウさんはヨガインストラクターの短期養成コースの指導をしによくハワイに行きますが、前回は結構大変だったみたいです。
元々熱い先生なのでなかなか若い生徒さんには受け入れられなかったりもしたとか。
身の回りキレイにしましょうとか、物を大切にしましょうとか、細かいところまでこだわる先生ですからね。
そして有名な先生なので普段は「ゴウさんに習いたい」っていう人が習いに来ることが多いわけですが、ハワイのスクールにはゴウさんを全然知らない生徒しか来なかったので、打ち解けるのにもいつもより時間がかかったみたいです。
すぐに打ち解けて聞く体勢になってもらいというのは確かに難しい。僕もレッスンをしていてなかなかうまくいかない事が多いです。
そんな時に生徒の方が話を聞くのは当たり前だと思ったり、聞くべきだと思うのは、先生側の立場からしたら謙虚さが足りないのでは?という事でした。
聞くのが当たり前じゃないと考えれば、どうやったら伝わるのかを真剣に考えて伝えるし、聞いてない人がいても受け入れられますよね。
そんな風にゴウさん流の謙虚な姿勢で今回うまくいったとか。
この話を聞くと自分自身も改めて考えなきゃな〜と思います。
聞いてもらえないかもとか、理解してもらえないかもっていう事を前提に話さないと伝え方が雑になります。
例えば、ヨガのインストラクターがよく使う言葉に「坐骨を床につけて骨盤を立てましょう。」とかがありますが(僕もよく使います)、それだけだと坐骨がどこなのか、骨盤を立てるってどういう事なのか伝わらない場合があったりします。
レッスンだけでなく日頃のコミュニケーションでも、ちょっとした思い違いって結構起きてると思います。
伝わると思って曖昧な表現をしたり、言わなくてもわかるだろうと思って黙っていたり。
本当に伝えたい事があったら、具体的にちゃんと伝える事が必要かもしれません。
伝える力を過信せず、理解してくれると思い込まず、謙虚でありたいですね。
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 落ち着いたらレッスン情報も! 興味があれば是非読んでみてください。 質問などもあれば、こちらで受け付けています。
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