体の感覚を繊細に感じる
今日も授業は代行でさなえ先生でした。
ゴウ先生とはまた違った良さのいい学びでした。
今日も授業もメインはポーズのアジャスト(修正するような感じ)です。
言葉を使って伝えたり、図のように手で触れて導くような感じもあります。
そもそもアジャストがなぜ必要かと言うと、動き方を一度伝えただけではなかなかいいポジションを取れないから修正したり、問題ないんだけどもっといいポジションに導くためです。
時には優しく
時には厳しく
参加者を導くわけですね。
アジャストも必要な技術ではありますが、最終的には自分で意識できるように、体をコントロールできるようになる事が目標です。
自分で自分の体をコントロールするには、前に記事で書いた「深部感覚」が重要になります。
https://blog.hatena.ne.jp/UedaYogaHiroki/uedayogahiroki.hatenablog.com/subscribe
深部感覚を磨くとなると、自分が動かしている予定の場所と実際の動きにギャップがあれば埋めていく作業が必要で、武井壮さんの動画にわかりやすい内容があります。
https://m.youtube.com/watch?v=ol3HeIACFy0
昨日久しぶりに見ましたw
体の動かし方の話以外にも納得のお話がありますので良かったら是非。
ただ今回に関わった部分でいうと、武井壮さんって、子供の頃野球してたらしいんですが、なぜ毎回ホームランが打てないのか不思議でしょうがなかったとか。
「なんで目の前の水を飲むのは失敗しないのにホームランが打てないんだ」と
「なんでペットボトルを口に運ぶ動作は思い通りにコントロールできるのに、野球のボールをスタンドに飛ばす事ができないんだ」と
すごい事考えますよねw
でも確かに何でかって言われるとはっきりは答えにくいですね。
もちろん水を飲むよりホームランを打つほうが不確定要素が圧倒的に増えるので、確率の問題で失敗が増えるんだとは思いますが、どうしたら100%にできるかはわかりません。
逆にものすごく沢山の回数を試せばペットボトルの水も失敗するときあると思いますけどねw
そこで、自分が野球している姿をビデオに撮ってみるとイメージと全然違うということに気づき、
さらに簡単な腕を水平に上げるという動作すらイメージ通りにできないことに気づいたそうです。
見てないと思い通りに手を動かすことすら出来ないという事は、水を飲む時は目でコントロールしていただけ。
そんな状態ではより複雑なスポーツ動作はうまくいかないはずだと。
そこでやったのが、色んな体の形をやってみてイメージと実際のギャップを埋めていくというトレーニング。
ちょっとヨガみたいですよね。
色んな動かし方があるヨガのポーズをとってみて、イメージとギャップを埋める。
今日の授業ではトリコーナアーサナのアジャストをしましたが、結構腕の位置とかが思った通りにいきませんでした。
カポタアーサナでは骨盤の位置にギャップが。
なんとなくできてはいるけど、本当に思い通りに体の感覚が働いているかというと意外に難しい。
リラックスしたい時とか、ただ汗をかいてスッキリしたい時もあるとは思いますが、
時には繊細に体の感覚を感じてみてはいかがでしょうか?
<イベント情報>
4/13、14の土日に上田市内でヨガイベントを開催します。
内容はほぼ決まっていますが、ゲスト講師の方の日程を最終確認してから詳細アップします!
打ち合わせ自体は進んできたので参加できそうな方はお楽しみに!
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 落ち着いたらレッスン情報も! 興味があれば是非読んでみてください。 質問などもあれば、こちらで受け付けています。
コンタクト bb.yo.hiroki@gmail.com