DEATH 読みました

令和始まりましたね。

あけましておめでとうございます。

この節目に何か新しい事を始める人もいるのかもしれませんね。

僕にとっても少し節目にはなっていますが、4月から環境が変わったばかりなので、むしろ慣れてきたところです。

そんな中で、最近はこの本を読んでました。

「DEATH 死とは何か」

話題の本だったので読んだ人も多いかもしれないですね。

死について考えるって、普段はなかなか無いんですが、時には考える必要があるのかな〜って思います。

終わりがある人生・限りある命だからこそ、今やる事・やらない事が見えてきますよね。

(永遠の命なら、何をしてても取り返しがつきますが)

そんな「死」について書かれた本なわけですが、めっちゃ回りくどいけど、納得できる感じの内容ですw

哲学ってそうなのかもしれないけど、ホントに細かく考えていくんですよね。

例えば「死ぬと今後生きられたはずの人生が生きられないから、死ぬのは悪い」という仮説を出します。

すると「死ぬのが悪いのであれば不死は良いことで、自殺は悪いこと」となります。

そこに「本当にそうか？」という疑問と具体例が来ます。

もし「死んだほうがマシだと思えるような状態だったら、今後生きていかなければいけない人生を生きたくないから、それを終わらせられる死は良いこと」それは同時に「不死は悪いことで自殺は良い事」となります。

(かなり限定された状況の話ですが)

こんな感じで、死にまつわる色んな話題に対して、どんどん掘り下げて明確にしていくので、読んでてじれったい面もありますが、最後にはかなりクリアに「死」を捉えられるようになります。

詳細は本を読んでもらうと良いんですが、「死」に限らず何気ない疑問を考え抜くと、「よくわからない事」がどんなものか分かるようになります。

これは前もブログで書いたんですが、「リスクをコストに変える」という作業で、よくわからない不安(リスク)はよーく考えるとどのくらいの苦しみ(コスト)なのかが分かるという事です。

生きていれば色んな不安があるかもしれません。

その中には「死」もあるかもしれませんが、他の事に関しても、考え抜く事で解決できるわけじゃないけど、どんなものかがわかれば準備もできます。

だから、日常の中にある不安は、よく考えたらクリアになるかもしれません。

ちなみに、働く人の悩み中には将来の不安がかなり大きいみたいです。

(給与・賞与の悩みも将来への不安になるので)

「将来の不安」って、具体的に考えてる人も勿論いると思いますが、多くの人が「何となく不安」という状態だと思います。

「なんとなく不安」のままにしておくと、「収入が低い=不安」とかで止まってしまう可能性が高いんですが、「収入が低いと何が困る？」って考えないと「どのくらい必要か」がわかりませんので、いくら稼いでも不安は解消されないし、「収入がなんで低いか」とかも考えないと解決には向かわないですよね。

そうやって考えたら、何のためにどのくらいの収入が必要で、そのためにはどうしたらいのか、どんなコスト(努力や手間)を支払えばいいのかがわかります。

あとはリターンに見合うコストかどうかを自分で判断すればいいです。

という事で、不安を取り除くには考え抜く事が必要かなと思います。

もしその不安の最たるものが「死」だとすれば、この本を一度読んでみてもいいかもしれません。

<イベント情報>

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お近くの方は是非！

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18:50〜19:50 草野 長谷川 櫻井
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20:00〜21:00 長谷川

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HIROKI    

日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。     パーソナルトレーニングやグループレッスンに関して、基本的には上田市内で行なっていますが、遠方への出張も可能です。  

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