サンクコスト効果
今日も雪ですね〜
急に冬本番ですw
うちの店は明日で今年最後の営業なので、もうすぐ正月休みに入ります。
正月は実家に帰るので、今の寒さ以上の場所に行くわけですね…
しかも、この時期の北海道へ行くには、ものすごくお金がかかりますw
飛行機代が普段の2倍くらいになるんですよね〜
航空会社も稼ぎ時なんでしょう。
そうなると、いつもよりも高いお金を払ってわざわざ北海道に行くんだから、なるべく楽しみたいと思いますよね。
その結果せっかくだからと美味しそうなものがあれば食べ、欲しいものがあれば買ってしまったりしますw
まぁ、それと関係するかも知れないのが今日お話するサンクコスト効果ですね。
サンクコストとは、すでに回収が不可能なコストの事で、Sunk(沈む)Cost(費用)です。
もう払っちゃったものは帰ってこないから、何とか元を取りましょう的な考えですね。
つまりは食べ放題的発想。
ただこのコストはお金とは限らないです。
よくある例だと、長く付き合った相手に対して時間も使っているし、恋愛を色々出来る時期も捧げてしまった結果、別れるに別れられず、何とか回収するためにズルズル付き合う的なw
よくあるサンクコスト効果w
このサンクコスト効果は結構日常に潜んでいまして、色々と意思決定を鈍らせてしまうんですよね。
物を捨てられないとか
無理して食べきるとか
どちらも物を大切にっていう観点はいいと思いますが、自分の空間や時間や体も大切にしたいですよね。
サンクコストが気になるのはしょうがない事ですが、これに惑わされないようになるために、マインドフルネス瞑想が有効だと言われています。
今ここだけに集中する事で、過去のコストに惑わされないわけですね。
つまりはゼロベース思考にして、サンクコストがあっても、今の現状から、ゼロから考えたらどういう判断がいいかを考えるようにするわけですね。
ヨガでは過去や未来ではなく、今を捉える事を大切にすることが多いです。「損したから、取り戻す」という風に考えないようになるといいかも知れません。
また、過去の失敗を学習として受け止めることで、コストに見合ったリターンをすでに得ているので、冷静に判断ができるようになります。
僕はこんな感じの考えですねw
こういう風に考えると誰かに何を頼んだりして、全然うまくいかなくてもイライラしないですね。
そもそもうまくいって当たり前だと思っているからイライラしたりするんだと思いますがw
コストをかけて何かをするとしても、どうなるかは全くわからないという気持ちでいて、結果的にうまくいかなくても勉強と捉える。
その2つを身につければサンクコスト効果のドツボにハマることはないんじゃないでしょうか?
高い飛行機代を出しても北海道を楽しめるかどうかはわからない。
結果的に寒いだけの旅になってもいい経験。
という、字で書くとなんとも寂しい心構えw
そんなサンクコスト効果、ヨガの実践と合わせて是非意識していただくといいかと。
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 落ち着いたらレッスン情報も! 興味があれば是非読んでみてください。 質問などもあれば、こちらで受け付けています。
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