ちょうどいいの探し方
最近ヨガ動画を撮ったりしているんですが、実際に相手が見えないと、どんな状態なのか全く分からないですよね。
「このポーズ大丈夫かな?」とか思ってやってますw
完全に自分の感覚でやってしまうんですが、もしそういった動画レッスンを受ける時や大人数で一人一人に合わせられないレッスンを受ける時は、受ける側が自分で強度調節する事が重要になります。
ヨガフェスタとかだとめっちゃ大勢で受けるから講師もさすがに見れないですしねw
そもそも、どんな運動でもそうですが、自分にとってちょうどいい強度や難度に設定されてる事って、グループレッスンだとあまりないですよね。
・自分にとってちょうどいい時は快適でやった感がある。
・自分にとって楽すぎる場合は快適だけどやった感がない。
・自分にとってハードすぎる場合は、快適じゃないけどやった感は大きい。
こんな風にそれぞれメリットがあるので、ある意味では「ちょうどいい」も状況で変わりますが、ある程度自分で選ぶ事ができた方がいいですよね。
例えばレッスンで前屈が出てきた時、体の反応は3段階あるとします。
・全くきつくない楽な状態
・結構キツいけど頑張れそうな感じ
・マジでキツい、ギリギリですって感じ
基本的には真ん中の「結構キツいけど頑張れそうな感じ」に調節できれば、怪我が少なく体の変化が期待できます。
リスクとリターンという費用対効果みたいなのを考えたらココがいいと思います。
もちろん「ハイリスクハイリターンでガンガンやるぜ」とかでもOKだけどw
僕は昔そうやって体を痛めながらストレッチしてました。
ではそんなちょうどいい負荷に調節するためにはどうしたらいいか?
僕の中では「体としっかり相談しましょう」という答えになります。
どういう事かと言うと、さっきの前屈の場合、
1、自分の気持ち的にも辛くないし、体の反応(痛みとか筋肉の抵抗とか)も軽い所を感じます。
心、体が共に快適なゾーン。
心への負荷もないし、体への負荷もないので、ストレスを受けない代わりに体の強化はできない。
「ここはお互い楽だね」という会話をする感じ。
2、自分的に大変だと感じるし、体の反応も強いけど、ヤバさを感じるほどではない所を感じます。
心、体共に負荷がかかり始めるゾーン。
心としては頑張りたいけど、体としては抵抗を始めます。
「ちょっと頑張りたいんだけどいける?」という会話をする感じ。
ココである程度「ちょうどいい」の予想ができます。
3、心を鬼にして体の限界を感じます。
心の負荷が高いし、体の負荷は最高に高いゾーン。
ある意味体を無視して心が先行する状態です。ヨガで怪我をするのはココですね。体の強い抵抗があるんだけど、無理矢理動かす事ができます。
「限界か?ココが限界か!?」と体を追い詰める感じ。
4、本当に「ちょうどいい所」を感じます。
楽なところも、限界もわかったら、「このくらいだったらなんとか頑張れるし、成長できそう」というところがわかります。
「色々無理させたけど、実際このくらいが一緒に頑張れそうだね」という協力ポイントを見つけます。
以上の4つのプロセスで、ベーシックなポーズを色々とってみると、「自分の体がどう動くときにどのくらい動かしていいのか」がなんとなく把握できます。
そういう体とのコミュニケーションをしておけば、自分にマッチした内容のレッスンじゃなくても自分に合わせる事ができると思います。
何かやった事ない動きがあっても、体に無理させすぎない、楽させすぎない事ができます。
体って無理させすぎたら壊れるし、楽させすぎたら衰えますよね。
体を大事にするって、甘やかすことではないから、自分とコミュニケーションとってもらえたら嬉しいな〜
<ヨガ動画>
https://m.youtube.com/channel/UCd_aX1pAskhMbEmLxoFcFRQ
だいたい毎日ヨガの練習動画を上げてます。
レッスン動画じゃないので、詳しい説明とかはしてないです。
<イベント情報>
<ウェブサイト>
あたりまえヨガ
https://peraichi.com/landing_pages/view/atarimaeyoga2019
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。
パーソナルトレーニングやグループレッスンに関して、基本的には上田市内で行なっていますが、遠方への出張も可能です。
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