長野県上田市のヨガインストラクターHIROKI

長野県でヨガのインストラクター、ダンサー、トレーナーとして活動しているHIROKIです。ヨガのポーズと解剖学、ヨガの哲学と近代哲学、感覚的なヨガの知識と、論理的に説明のできる知識を照らし合わせて、ヨガの疑問を紐解いていきます。少しでも生活の質向上に役立てれば嬉しいです。

レプチンとインスリンとの関係

今日はインスリンに関して少し書いていきます。

 

まず基本的な働きとしては、血液中のブドウ糖アミノ酸など、栄養素を細胞に運ぶ事が挙げられますよね。

 

ざっくりいうとエネルギーを溜め込むサインです。

 

だから不可欠なんだけど、たくさんあると弊害が出てくるんですね。

 

ご飯を食べた時、消化吸収されて血液にはブドウ糖が入ってきます。

血液中のブドウ糖量がつまり「血糖値」なので、血糖値が上がるって事ですね。

 

血糖値が上がると血液に乗って全身の細胞へブドウ糖が届けられます。

 

血管という道路を通って、各細胞さんのお宅にブドウ糖をお届けするわけですね。

 

だけど細胞さんのお宅はドアがあるので、そのままでは入れません。

そこでインスリンさんがドア開けてくれるドアマンとして働いてくれます。

 

通常時はこんな感じのイメージでいいんじゃないかな。

 

そんな大事なインスリンさんですが、大量に出ると満腹ホルモンのレプチンが働きにくくなる事がわかっています。

 

あのネズミさんが気力ゼロになってしまった実験で出てきたレプチンです。

 

おさらいすると、

・飢餓状態で太りやすいのはレプチンが機能しない時。

・レプチンが機能しないのはインスリンが大量に出ている時。

インスリンが必要以上に出る時は、血糖値が急上昇した時。

・血糖値が急上昇するのは、高糖質で低食物繊維の食事をした時。

・高糖質で低食物繊維な食事と言えば主食や甘いもの。

 

そんな感じで甘いものには特に気をつけた方がいいんですが、恐ろしいのはこれが慢性化したときです。

 

インスリンが頻繁に大量分泌されていると、だんだんインスリンの効きが悪くなって、もっと量が出るようになります。

 

薬やアルコールと一緒で、慣れてしまうともっと必要になるんですね。

 

また、血糖値の急上昇は一気にインスリンが出て、一気にエネルギーを溜め込みます。

少しずつ処理していたら色んな細胞に送れていたところ、一気に処理する場合は肝臓で脂肪になる事が多いらしいです。

 

肝臓に脂肪がつくと肝臓の機能が低下します。

具体的にはインスリンが分泌されても反応しにくくなるんですね。

インスリンへの反応が鈍い→インスリンがもっと分泌される→レプチンの効きが悪くなる→飢える→太る

という流れがここでも起きてしまうみたいですね。

 

という事で、インスリンが沢山出てしまうようになったら太りやすくなるかも。

そのためには運動も効果がありますが、糖分に気をつけて食物繊維を摂ることですね。

 

 

 

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HIROKI

日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。

 

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