レプチンが大事
果糖の話、少し間が空きましたが続きです。
糖分に気をつけないと体が飢えてなくても脳が飢えを感じてしまう。
その結果食欲が増えて、消費エネルギーを抑えるようになるから太ってしまう。
そんな話までしたかな。
今日はそんな脳へ「飢えシグナル」を送ってしまう原因になるホルモン、「レプチン」に関して。
レプチンは本来満腹を知らせるホルモンなので、分泌されたら食欲は下がります。
逆にうまく働かないと満腹になりにくいわけですね。
実際にレプチンが出ないようにしたネズミさんの実験があります。
いつも思うけど、ネズミさん達は本当に気の毒ですよね。
せめて実験結果を役立てたいところです。
で、レプチンがないとネズミさんはどうなるのか。
基本的に食べ続けて動かないという状態になります。
お腹は常に減っていて、体を動かす気力がない。
体を動かすのは食べ物をとりに行く時だけです。
飢えを感じる事でたくさん食べようとするのはイメージがつきますよね。
しかしそれだけでなく脳は消費エネルギーを抑えようとします。
消費エネルギーをおさえるために、動く気力を奪うみたいですね。
だから気分が落ち込んだ状態になるらしいです。
この実験ではレプチンが全く機能しないように手術していますが、人の場合でも「レプチンの効きが悪くなる」という事は起こります。
さすがに「食べる時以外は全く動かない」とまではいかないですが、食欲は高まり、運動する気力も低下はするそうです。
そんなレプチンが効きにくい状況を作るのは、「大量のインスリン」が関係しています。
ダイエット関連の話になると頻繁に出てくるこのインスリン。
体にとって不可欠なものだけど、多すぎるのもダメなんですよね。
次回はインスリンがどういう影響を与えるのかを書いていきます。
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HIROKI
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