幸せって慣れますよね
今日は代行のレッスンもあり、1日に5本のレッスンでした。
僕は8時間勤務のサラリーマンですが、今日の仕事内容の5時間はレッスンで1時間はパーソナルトレーニング、残りの2時間がミーティングという、フリーランスのインストラクターのような日でしたねw
さて、今日はヨガの哲学ではありませんが、幸せに関わることという事で、幸福順応についてです。
何か美味しいものを食べたり、嬉しいことを言われたり、やりたかった事が出来た時、幸せな気持ちになりますよね。
でもそれっていつのまにか慣れてしまいますよね。
例えば収入が上がったらその時は嬉しいけど、だんだん慣れてきてしまう。
ずっと右肩上がりにはいかないみたいですね。
まぁそもそもヨガ哲学で言えば、目先の幸福感を追い求めているうちは本当の幸せを掴めませんよ。っていう話なんですがw
物欲の状態であるアルタの状態、承認欲のカーマの状態はいつかそれに価値を感じなくなってしまい、満たされないわけで、ここに幸福順応が関わっているのではないかと思ったわけです。
つまり、そういう俗っぽい状態から先に進む(人への貢献が喜びとなるダルマの状態になる)には飽きる事が必要かもしれないんですけどねw
でも目先の幸せが続かないのも寂しいじゃないですかw
美味しいものがそうでもなくなったり、趣味の時間が前より楽しくなくなったり、とても残念に感じます。
という事で、幸福に順応してしまわないようにしてみてはどうでしょうか?
人は欲しいものであったり、したい事であったり、最初は求めるし、得られれば幸せです。
しかし、それが簡単に得られるようになって、満たされて来ると、当たり前になってしまいます。その結果なんか前より満たされないんですね。
これは、足りすぎてしまっている、簡単に手に入ることで価値が薄れているというのが原因になるそうです。
だから渇望が大切。
例えば本を読むのが好きであっても、仕事が終わるまで読めない、1日に1時間しか読めない。という状況よりも、毎日いつでも読める時間があるほうが満足は低くなるらしいです。
甘い物やお酒にしても、いつでも冷蔵庫にあっていつでも手を伸ばせる状態よりも、週末まで我慢してやっと食べられる方が満足度が高まります。
物欲しかり、承認欲しかり、欲しいもののハードルを上げたり、認めて欲しい人や内容を高く設定したり、そのワクワクが幸せを持続してくれるわけですね。
こうしちゃうとなかなかダルマの状態に進めないかもしれませんが、僕の中ではアルタやカーマをしっかりやり切った方が本当にダルマの状態になれる気がしていますので、物にしろ体験にしろ、いいなって思う事はどんどんやって、せっかくなら楽しい事が飽きないようにしたいですね。
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 落ち着いたらレッスン情報も! 興味があれば是非読んでみてください。
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