肉食います
金曜は久しぶりにエアロビクス受けて来ました。
もしかしたら昭和なイメージの方が多いかもしれませんが、
最近のエアロビクスはなんかスタイリッシュな感じにはなってるかもしれませんね。
パツンパツンの全身タイツじゃなく、普通にカッコいい感じのおにーさんが教えてくれました。
最近のエアロビクスを受けた事ない方はイメージと違う内容かも知れないから是非受けてみてくださいw
さて、今日は代行のプログラムもあって、スタジオとプール合わせると5本、225分間の有酸素運動でした。
これは痩せてしまうw
脂肪が落ちるだけでなく、筋肉も結構落ちてしまう気がしますね。
僕はかなり痩せ型な上にこの仕事内容なので、しっかり食べないとガリッガリになります。
ヨガ実践している方の中には肉を食べない人もいると思いますが、僕の場合は動物も食べないと無理かな〜
ヨガ哲学で基本となる生活における注意事項である「ヤマ(やってはいけない事)」「ニヤマ(やるべき事)」の中に「アヒムサー(非暴力)」があります。
そのアヒムサーに反するという考えが僕が知っている限り一般的かと。
例えば、牛や豚は人間と同じような動物なので、殺すのは可哀想だと思ったり、肉を摂取する事で病気の原因となる可能性が示唆されるので、自分の体への暴力と捉えたり。
さっき読んだアヒムサーに関する記事には、生産効率の事が書かれていました。
肉の生産効率。
これって昔、農学部の家畜繁殖学で習った事がありますが、皆さんはなぜ肉食獣の肉がスーパーに並んでいないと思います?
ライオンさんとか
トラさんとか
食べてみたら美味しくなかったから?
凶暴過ぎて飼うことができないから?
僕が聞いたのはどちらでもありませんでした。
肉として生産される家畜は主なエサがトウモロコシや大豆らしいですが、例えば大豆をそのまま食べても栄養が得られるわけですが、牛に食べさせて肉にするには1kgの肉に対して100kgの大豆が必要だとか。
それが肉食獣の肉を作るとなると、1kgあたり草食獣の肉100kgが必要だったりして、大豆でいうと10000kg必要になります。
コスト的な問題で売れないという事ですね。
一段階戻って草食獣の話をしますと、大豆を食べれば救われた命が肉を作ることによって救えないという事があるみたいです。
飢餓に困っている国の人ではなく、家畜に栄養を注いでいるという事への疑問でしょうかね。
そんな理由で肉を食べない人もいるとか。
確かに考え方によってはアヒムサーかも知れませんね。
その考えは理解できるものですが、肉を断つ事で自分の体が傷ついたり、心が傷つくのであれば自分へのアヒムサーができていないという事を師匠に言われた事があります。
ちゃんと自分と向き合って、無理し過ぎない、心も体も考えた上での選択がアヒムサーを守るためには必要なんだと思います。
相手も自分も大切にするっていうのが難しくもあり、とても大切な事。
人に気を使って自分をないがしろにしてしまったり、自分本位になって人を傷つけたり。
そんな事も時にはあるかもしれません。
でも、長期的に見ればどちらも大切にしていなければ続ける事ができないと思います。
人を大切にするためには自分を大切にしなければ続けられないし、自分を大切にするには人を大切にしなければ自分を愛せないかもしれません。
肉食の話はほんの一例ですが、自分の基準をちゃんと持って、人も自分も大切に生きたいですね。
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 落ち着いたらレッスン情報も! 興味があれば是非読んでみてください。
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