こだわりを感じました
今日は飲み会があって松本に来ています。
初顔合わせの方もいたりの飲み会でしたが、楽しく飲めましたね。
そして、飲んだ後はダンスの練習をしに駅へ。
冬休みだから高校生がたくさんいましたね〜
ちょっとアウェイ感ありつつもいい汗かきました。
2018年踊り納めです。
練習後は知り合いと軽く飲みに出ましたが、駅前に人がやばい！松本ってこんなに人いたんですねw
各地から帰省しての飲み会って感じでしょうか。
そんな駅前の喧騒の中を通り過ぎて今日は少し外れにあるチーズBarへ。
ものすごくお洒落なお店に少々驚きつつも、チーズBarなるものに興味津々でした。
海外から取り寄せた聞いたことのないチーズを店内でさらに熟成させて何とかかんとか…
よくわかんないんですが、マスターの自信ありげな立ち振る舞いから期待感が高まり、
少し値段も張りつつですが、こだわりのワインとチーズをいただき満足でしたね。
そして、閉店間際にマスターと話していたんですが、ものすごく共感出来る内容でした。
ざっくり言うと、
1、知らなくても美味しい必要がある
2、こだわり抜いていれば負い目はない
3、わかってくれる人に提供する
という感じです。
1、チーズやワインはすごく色んな説明してくれたんですが、僕はブドウの事もチーズの事もさっぱりわからない訳です。
そうなると、「あ、これがシャルドネだから美味しいんですね！」
とか、「やっぱり2007年ものは深いですね！」
とか思わない訳ですよ。
しっかり説明はしてくれた上ですが、単純に食べて、飲んで美味しいかが重要なんですよね。
これってヨガのポーズを案内して、「前屈、後屈、側屈、回旋がバランス良く入ってるから気持ちいですね！」と感じてもらえるのは知識がある人であって、多くの方には「やってみたらなんとなく気持ちいい」と感じてもらえなきゃいけないんですよね。
中身は語り尽くしたいほどに本物だけど、語らずとも伝わるものにしたいですね。
2、海外から取り寄せた後に一年とか熟成させるものもあるらしく、すごく手間がかかってるんですが、いい素材を仕入れても必ず２割くらいは廃棄になるそうです。
いい状態のうちに出せなかったものは捨てる。
潔良いですよね。
自分の知る限りこうすれば最高だと思う行動をしっかりする。目先の利益じゃなく、本物を追求する。こんな姿勢があれば、自信に繋がって、堂々と出せます。
僕らインストラクターも色んな先生から学んだり、色んな流れのクラスを考えますが、当然多くを廃棄します。
この目的に対して本当にこのポーズで良いのか？
この意識のさせ方でいいのか？
この伝え方でいいのか？
楽をしようとしたらもっとシンプルにできますし、鮮度が下がってもやり続けられます。でもそうしていると、相手の反応が悪い時に「ドキっ」ってしちゃいます。
考え抜いて万全で挑めばそうはならない。職人のこだわりは共通しますね。
3、この店で出しているチーズは、そもそも普通には売っていなくて、独自のこだわりがあるブルーチーズとか
ものすごく発酵したもので、納豆の30倍クセがあるチーズとか
(それはビビって注文しなかったw)
そういうものを出していますが、誰でもおいしいと感じる訳ではないみたいです。(なんとなくわかりますがw)
ちなみに誰でもおいしいというチーズはプロセスチーズだそうです。
チーズ界のオールラウンダーですね。
だから、こだわり抜いた結果提供したものでも、そもそも合わない場合があるので、10人いたら3人が最高においしいと思ってくれればいい。そんな心持ちだそうです。
妥協なくこだわったから言えることですね。
僕らに関しても必ず合う合わないがあります。
万人に好かれるインストラクターはいなくて、誰からも嫌われていないだけ。
上記のように、自分が妥協なくこだわる事が前提ですが、その上であれば、自分のやっている事に共感してもらえる方を対象にしていくのがいいかと。
自分じゃなきゃできない事ってそういうところにありますし。
まぁ、そんな感じで久しぶりに感動しました。
色んな仕事をしている人がいますが、本質は同じですね。
居酒屋よりだいぶ高かったけど、その何倍も価値のある時間でした。
新年、いいスタートが切れそうです！
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 落ち着いたらレッスン情報も！ 興味があれば是非読んでみてください。 質問などもあれば、こちらで受け付けています。
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