長野県上田市のヨガインストラクターHIROKI

長野県でヨガのインストラクター、ダンサー、トレーナーとして活動しているHIROKIです。ヨガのポーズと解剖学、ヨガの哲学と近代哲学、感覚的なヨガの知識と、論理的に説明のできる知識を照らし合わせて、ヨガの疑問を紐解いていきます。少しでも生活の質向上に役立てれば嬉しいです。

支持規定面と重心

今日は松本に来ています。

月一ヨガクラス、半年くらい継続できましたね。2019年も無事始まった感じです!

 

そして終わった後は行きつけの飲み屋に行くという流れも継続ですw

 

なぜかハマってしまった沖縄料理の居酒屋。

最近は店が終わるとマスターと飲みに行くほどいきつけw

 

さて、そんなお酒を飲んで若干フラフラした状態ではありますが、今日はバランスのお話ですw

 

ヨガでは片足のバランスだったり、逆立ちだったりと色々なバランスポーズがあります。

そして結構バランスが苦手だという方の話をよく聞きます。

 

バランスを良くするにはどうしたらいいか。

 

よく「体幹を鍛えればいいですか?」と聞かれます。

 

まぁ確かに体幹部分の筋肉を鍛えるという対処法が合う場合はあります。

でも原因によりけりにはなりますからね。

 

昨日のブログで書いた内容ですが、「脳の認知の問題・神経伝達の問題・筋肉の問題・関節の問題」というように考える必要もあるわけです。

 

正しいバランスの取り方を理解しているか、その思った通りに命令を出せているか、その命令に答えるに足る筋力はあるか、その動きができるくらいの可動性があるか。

これは前提ですね。

 

そして正しいバランスの取り方に関して、「なぜ倒れるのか」「なぜ倒れないのか」を理解した方がいいですね。

 

それは地面に接している部分(支持規定面)と体の重さの中心(重心)の関係で説明できます。

支持規定面の上空に重心が収まれば倒れないです。

 

四つん這いだと手と足を結んだ面が支持規定面で、立ってると両足を結んだ部分、片足は足の大きさです。

 

このようにバランスが難しい(倒れやすい姿勢)ほど支持規定面が小さいです。

そして重心が高いほど操作が難しいのでバランスが難しいです。

 

支持規定面が指先の範囲で、重心が一番高いのでこれが一番難しいかと。

 

 

横に傾いた場合、支持規定面から出たら転倒、ど真ん中なら安定ですね。

 

という事で、正しいバランスの取り方は、支持規定面と重心を正確に捉えること。

支持規定面の中に重心を収めるようにコントロールすること。

そのコントロールの動作に必要な筋力があること。

コントロールの際に邪魔にならない可動性があること。

が必要です。

 

最初の問いに対する答えは、体幹のトレーニングが必要ならすればいいし、筋力が足りてるなら要らないかもしれない。

となりますね。

 

こうやって構造を理解すれば、どうすべきかがわかるので練習の方向性が決められます。

 

ひたすら同じポーズを練習したり、必要かどうかわからないプランクをやり続けるより効率的かと思います。

 

そしてバランスの1番の基本はこれだと思いますが、他にも色々と絡む要素があります。

また追ってシェアしますね!

 

 

HIROKI  

  日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 落ち着いたらレッスン情報も! 興味があれば是非読んでみてください。   質問などもあれば、こちらで受け付けています。

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