結果を手放す
今日は松本に宿泊です。
ホテルへチャックインに来たら、外の看板に驚くべきことが…
屋上で5時から9時まで、ビアガーデン営業中…
今、0℃ですよ?松本市。
その辺に置いとくだけでエクストラコールドですよ?
本当に営業してたのか、看板があっただけなのかわかりませんが、ちょっとびっくりw
さて、今日はブログを読んでくれている方から質問を頂きました。
「できるだけを尽くして、結果を手放すというのはどういう意味なのか。」
という質問で、ヨガ哲学に関するものですね。
ヨガ哲学の中には、生活する上で守るべき項目である「ヤマ・ニヤマ」というものがあります。
ヤマはやってはいけないこと。ニヤマはすべき事です。
そのニヤマ(5個ある)の中にサントーシャがあります。サントーシャは知足という意味で、「足るを知る事」とされます。
そのサントーシャの説明で、「できるだけを尽くして、結果を手放す」という説明をする場合があります。
確かにちょっとイメージしにくい表現ですよねw
僕は先生に「結果を手放して行為をする」と習いました。
物事には絶対うまくいくっていう事はなかなかなくて、どんなに頑張っても報われるとは限りませんよね。
勝負事で言えば、もうすぐオリンピックが東京で開催されますが
金メダルという結果を期待して練習をしても、その中の一人しか得られない。必ず努力が報われない人がいます。
「これだけやったんだから金メダル取れるはずだ!」
という結果に執着してしまう事で、ダメだったときに全てが無駄に感じてしまったり、獲得した時にぽっかり穴が空いたように無気力になったり。
「やれるだけの事はやった。その分成長もできた。あとは結果がどうなるかだけ」
という風に思う事で、結果が出なかった場合も自分のやってきた事を見ることができ、うまくいった時も結果だけに目がいかない。
結果を手放すということができないと、心に余裕が無い状態になりますね。
なのでヨガの哲学的には結果は期待せずにやりましょう。となるわけです。
でも、アスリートがみんなそんなだったら嫌ですよねw
何が何でも結果を出したいと思うような時期や分野があってもいいんじゃないでしょうか。
ただ一生それだけだと疲れちゃいます。
何かに強くこだわる人も結果を手放すという事を知っておくといいんじゃないでしょうか。
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 落ち着いたらレッスン情報も! 興味があれば是非読んでみてください。 質問などもあれば、こちらで受け付けています。
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