長野県上田市のヨガインストラクターHIROKI

長野県でヨガのインストラクター、ダンサー、トレーナーとして活動しているHIROKIです。ヨガのポーズと解剖学、ヨガの哲学と近代哲学、感覚的なヨガの知識と、論理的に説明のできる知識を照らし合わせて、ヨガの疑問を紐解いていきます。少しでも生活の質向上に役立てれば嬉しいです。

まずはボトルネック探し

ここ最近、後屈のポーズを練習しているんですが、昔からやってみたいのが鳩の王のポーズです。

めちゃくちゃカッコ良くないですか?

(感性は人それぞれですがw)

なんかシルエットのバランスが良いんですよね。

これのどこらへんが鳩なのか、よくわかんないけどw

 

ポーズの名前はよくわかんないですね〜w

 

さてさて、鳩の王のポーズは僕にとっては非常に難度が高いんですが、どこの関節に原因があるかは人それぞれです。

 

この図はそれぞれ上から頸椎・胸椎・腰椎・股関節・膝関節・足首の順番で動く部分がありますよ〜の図です。

どの関節が必要かはポーズよりますが、それぞれの関節が共同して動くわけです。

僕は特に股関節と胸椎が動かないです。

 

鳩の王のポーズは関節を全て使って取るポーズなので、どこかの関節がうまく働かないと周りの関節に過剰な負担がかかるわけですね。

同じ部署で全然働かない人がいると周りの人の仕事が増えますよね。

 

それで体を痛めたりする事も結構あります。

 

そして関節の中でうまく動かないところがある場合、ただポーズの練習をしても上達しない可能性があります。

 

さっきの図に似てますが、左側の鎖が1つ弱くなってます。

胸椎(背骨の胸部分)がうまく働かない場合ですね。

 

さて、鎖の強度って何で決まるでしょうか?

 

一番弱い部分の強度で決まりますよね。

つまりは鎖の強度を高めるには一番弱い部分を強くしないと、周りをいくら強化しても簡単に切れます。

 

同じように動きの悪い関節を動くようにしなければ、他の関節が必要以上に動いてもちゃんとポーズが取れないという事になります。

 

他のポーズや動きに関しても、一番弱い鎖(制約条件)はどこなのかを考えないと非効率な練習になるかもしれません。

 

工場とかではボトルネックって言いますけど、生産効率を高めるにはまず、ボトルネックを発見して改善するのが有効とされます。

 

(ボトルネックはボトルの首の部分です。)

 

自分の体のボトルネックはどこか、見つけてみてはいかがでしょうか?

 

 

HIROKI    

日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 落ち着いたらレッスン情報も! 興味があれば是非読んでみてください。   質問などもあれば、こちらで受け付けています。

コンタクト  bb.yo.hiroki@gmail.com