夢中が執着を外す
先日「キングダム講座」で紹介した「ともぴこさん」のブログで、今日もいい事が書いてあったのでシェアしようかと。
野球のイチロー選手が最近引退しましたよね。
そのイチローさんの引退会見から色々と気づきを得ているんですが、今回の記事では「天職の見つけ方」について書かれています。
http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/06/01/081045
「今の仕事が天職です!」ってなかなか言えないかもしれませんね〜
という事で、引退会見の話なんですが、記者からの言葉が「子供たちにメッセージを下さい」で、
イチロー選手が「夢中になれる事を見つけて欲しい」って言っただけのやりとりがテーマでした。
なかなか深い言葉のようですね。
イチロー選手って、「天才」と言われていたり、「努力」がすごいと言われていたりするのをよく見かけます。
確かに「天才」かもしれないし、「努力」してるのかもしれないですが、そもそも野球が大好きで「夢中」なんだと思います。
確かに才能がある人は普通の人に比べて効率よく上手くなると思いますし、努力ができる人はやりたくない日でも練習をできるので上手くなると思います。
でも、ただ楽しくて仕方がないような「夢中になっちゃってる人」はある意味最強で、努力に見える事もが辛くないので(部分的には辛いと思いますが)努力する必要がないです。
1番短期的に結果が出るのは「才能さん」で、中期的には「努力さん」が気合で乗り越えてきやすいかもしれませんが、プロのアスリートで長期的に活躍できるような人は「夢中さん」が多いと思います。
体的にキツい事を何十年もやり続けて、周りには同世代はほとんどいない。みたいな状況って普通できないと思いますからねw
側から見たら変人だと思います。
カズさんとかヤバイですよね〜
僕はそんなに体がキツい事はしてないですが、仕事には夢中です。
例えばダンスは楽しくて一日中でもやってられますので、音楽に合わせた動きを考えたり動いたりする仕事はいつも楽しいです。
そうなると、確かに誰かから褒められたり認められた時は嬉しいんですけど、別に認められなくても楽しいです。
だから結果に執着しなくなるんですよね。
正直、参加人数とか全然気にならないですし。
(そんなこと言ったらフィットネスクラブに怒られるかもしれないけどw)
ただ来てくれた人と一緒に楽しんで、その上で僕が提供できる最大効率の運動効果を提供する事だけです。
それをどう受け取るかは僕にはコントロールできませんからね。
(なんか悪い技術を使わない限りはw)
でも、結果に対する執着が強かったら、いい内容だったり、その場で楽しんでもらえても人数が減れば✖️だし、増えれば内容に関係なく○です。
(なんか寂しい気がする、個人的に)
ヨガでは結果を求めずに行為しなさいという事が言われると、このブログでもよく伝えていますが、やってる事自体に夢中だったら結構やりやすいかもしれません。
「○○をしてあげたのにありがとうも言われない!」とか、「ポーズをしてるのに体が柔らかくならない!」とかはよくある感情ですが、自分にコントロールできることではない部分がありますよねw
イチロー選手にしても、「○本ヒットを打つ」とか、「優勝する」とかは完全にコントロールできません。(できたらまだ辞めないと思うし)
もちろん結果が出るための行為を圧倒的にしていると思いますが、結果だけに執着している感じではないと思います。(多分ね)
ヨガの修行を通して、結果への執着を外す事もいいと思いますが、何かに夢中になる事で構造的に結果への執着が外れるのなら、手軽でいいかも。
何か、夢中になれる事はありますか?
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。
パーソナルトレーニングやグループレッスンに関して、基本的には上田市内で行なっていますが、遠方への出張も可能です。
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