アーチが大切
昨日は晩御飯を食べに行ったお店でテレビがついていて、世界陸上を見てました。
陸上に対する興味は全くないんですが、家にテレビが無いもんだから、目がいってしまうんですよねw
短距離の選手や高跳びの選手は機能的かつ見た目にもキレイな体をしてますね。
女子の高跳びなんか身長も高いからモデルみたいです。
ジャンプって重くてもダメだし、弱くてもダメだから良い体になるかもしれませんね。
そして男子100m。
すげー筋肉w
日本人選手も速かったですね。
今や自己ベストでは10秒切る日本人がいるんですもんね。
男子100m走って、地球上で一番速い人間を決める戦いの一つですが、いくら速くても動物の方が速いから昔は残念に思ってたんですが、体に関わる仕事を始めてからは少し意識が変わりました。
ちなみに陸上で一番速いのはチーターさんですかね。
時速115km。
で、水中だとバショウカジキってやつが時速108kmです。
空中になるともうヤバイです。
ハヤブサさんは時速387km。
超はえ〜w
ちなみに新幹線のハヤブサさんは時速320kmです。
で、人間さんは最速のボルト先輩で時速45kmだそうです。
これだけ比べると、人間はやっぱり大した事ないように思えるじゃないですか。
でもやっぱ凄い気がするんですよね。
動物の方が速いのは確かだけど、やってる事が違って、人間は世界一速い直立二足歩行ですからね。(普通の二足歩行だとカンガルーやダチョウの方が速い)
例えば100mをダッシュで15秒だったら金メダルは無理だと思いますが、ムーンウォークで15秒だったら超ヤバいですよね。
そんくらい違うと思う。たぶんw
で、直立二足歩行ができるって事が人間の特徴な訳ですが、背骨の形が 関係してきます。
進化を辿ると背骨って真っ直ぐからスタートです。
お魚さんは真っ直ぐですよね。
それでウネウネ動いて移動します。
そんなお魚の中に肺を持った奴が現れて、陸上に上がった奴がいたわけですよね。
そうすると重力の影響をもろに受けるので、ベタ〜としちゃって口を開けるのが大変です。
それで首の部分の背骨が反るように進化したとか。
アーチの一つ目ですね。
まだこの頃はヒレに近い足で移動してたみたいですが、だんだんトカゲみたいに体の横に足がついて、這うと歩くの間みたいな移動に変更です。
そして足が下についた奴が出てくると、移動速度はアップしそうですが、重力によってお腹が落ちちゃうので、胸のあたりにアーチが出来てS字になったみたいです。
4足歩行の動物は背骨が大体こんな感じ。
そんな中、おかしなお猿さんが立って歩き始めたのか、直立二足歩行ができる生物が生まれまして、3つ目のアーチができたと言われています。
そういう方向に進化した結果、今の歩き方ができるようになったわけで、ボルト先輩はさすがなわけです。
で、立つ上で背骨のアーチって大切なんですよね。
垂直にかかる力(重力)に対する強度は、「1+アーチの数の二乗」という式があるので、
・アーチなし→1
・アーチ1つ→2
・アーチ2つ→5
・アーチ3つ→10
という風になります。
立ったお魚は1
立ったトカゲは2
立った犬は5
立ったクララは10
しかし、日常で座ってばかりいると腰のアーチは小さくなりやすいみたいです。
人間特有の腰のアーチをしっかり保つために、座ってばかりの生活であれば小まめに体勢を変えたり、なるべくいい姿勢を作る事が必要ですね。
座り仕事の場合は1時間に一回くらいは立てると良いですね。
そして座り姿勢は「腿の裏」や「腿の付け根」などが縮んだ状態なので、そこをストレッチしてあげるととても良いかと。
そんな感じで、日常から少し意識をできたら体は楽になると思います。
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10/13(日)長野県長野市
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Unite
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HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。
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