長野県上田市のヨガインストラクターHIROKI

長野県でヨガのインストラクター、ダンサー、トレーナーとして活動しているHIROKIです。ヨガのポーズと解剖学、ヨガの哲学と近代哲学、感覚的なヨガの知識と、論理的に説明のできる知識を照らし合わせて、ヨガの疑問を紐解いていきます。少しでも生活の質向上に役立てれば嬉しいです。

ラベリング

仏教シリーズ第三弾です。

今回の本は個人的にすごく面白かったみたいですねw

 

 

今日のお話は瞑想のテクニックみたいな感じでしょうか。

一点に集中する力を養う「ラベリング」という方法が書かれていました。

これはやってみると面白かったです。

 

 

そもそもなんですが、普段頭の中にある事って、「現実」と「妄想」の二つがあると言います。

 

どういう事かと言いますと、

現実は実際にそこで今起きている事であり、「感覚(五感のような)で感じている事」です。

 

それに対して妄想は感覚で感じている事ではなく、頭の中で考えている事です。

 

 

例えば「学校行くの嫌だな〜」とか家で考えてたらそれは妄想ですよね。

感覚で学校は感じられないので。

 

大好きな音楽が頭の中で流れてるけど、実際聞いてなかったら、それも妄想です。

耳から入ってきてないですもんね。

 

そんな風に、五感や体性感覚(体の位置とか動きを感じる)とかで感覚入力があるもの以外は妄想です。

 

もちろん頭で考えるのって大事だと思うので、必要なんですが、妄想に左右されすぎてても疲れちゃうよって事ですね。

 

 

 

そこで「現実(感覚で感じられる事)」のみに集中する事で頭がスッキリして、思考がクリアになるそうです。

 

ちなみに僕はこれやってみて効果を感じました。

 

 

 

具体的にはどうするかというと、「ラベリング」という名前の通り「感じた事を言葉にしていく」という作業です。

 

例えば掌を見れば「掌が見える」と視覚で感じたり、「掌がそこにある」と体性感覚で感じたりします。

 

「人差し指と親指がくっついてる」とか、

「坐骨に体重が乗ってる」とか、

「さっき食べたカレーの匂いがする」とか、

「エアコンの音がする」とか。

 

感覚の入力ってものすごい数あるので、正直言って忙しいです。

でもその分妄想からは完全に離れられます。

 

 

この本を書いた僧侶の人は「歩く」時にもやってるみたいです。

 

足の裏から感じることはたくさんありますし、景色や匂いや音も色々な変化をします。

 

「それに対してどう思う」は無しに「ただ感じる」というのがこの「瞑想法?」です。

 

ちなみに仏教には宗派によるのかもしれませんが、「千日回峰行」という強烈な修行があります。

 

①山に篭る

②毎日30〜80キロの距離をひたすら歩く

③途中で止める場合は持ってる小刀で死ぬ(と聞いたことがある)

④1000日でクリア

 

これは、ヤバすぎるw

 

 

その千日回峰行の時にたくさん歩くのは、このラベリング歩行(勝手に名前つけた)をして雑念を取り払う目的もあるのだとか。

 

流石に山で1000日ウォーキングはできませんが、簡単なラベリング瞑想なら良いかもしれませんよね。

 

一般的にはこれを「呼吸」のみにフォーカスして行う瞑想が多いので、もちろんそれもOKですが。

 

 

また瞑想も色々知りたいですね。

 

 

<イベント情報>
3/15(日)長野県上田市
BODY Learn Yoga
[詳細]
https://uedayogahiroki.hatenablog.com/entry/2020/02/15/135855


<ウェブサイト>
あたりまえヨガ
https://peraichi.com/landing_pages/view/atarimaeyoga2019


HIROKI

日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。

 

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