仏教的な欲との付き合い方
仏教からの学びという事で、「反応しない練習」を読んでますが、「欲」の扱い方も面白いです。
ヨガでも「離欲」を目指す考えがありますが、仏教でも「欲を手放して悟りを開く」のを目指すゴールがあります。
大抵「そんなの無理です!」って思うやつね。
でもそれは一つのゴールでしかなく、みんなが目指さなくてもいいと書かれていました。
「一つの目標に限定して皆んなに向わせるのは宗教だから!」
とも書かれてましたが、仏教って宗教じゃないのかなw
ちなみにこの考え方はヨガの先生からも聞いたことがあって、「皆んなが悟りを目指す必要はない」って事ですよね。
つまり欲を持っても良いという事です。
そして欲は本来「快」を得るためにあると言われます。
まぁそうですよね。
お腹空いたら食べたい欲が出て、食べると快を得られます。
欲に従って生きる事で幸せになる側面があるわけですね。
でも気をつけなければいけないのは、欲によって「不快」が生まれた時です。
欲の中でも「承認欲求」は今の時代とても強い人が多いです。
それが力になって何かを達成したり、自分が楽しかったらいいですよね。
でも承認欲求は不安を呼ぶ事も多いです。
認められるために頑張るのが楽しいならいいけど、今のポジションを守るのに必死とかだと辛いですよね。
本来なら幸せになるはずの欲で辛い思いをするのはもったいない。
本にも「欲を生きるエネルギーに変えて快を感じる生き方は合理的」と書かれてましたが、
・とりあえず欲求には素直に生きる
・でも快と不快を感じとるようにする
・不快が強いならその欲は捨てた方がいい
という方法が、欲をうまく使うコツみたいですね。
そして快と不快を感じ取れる力は、瞑想のようなエクササイズで鍛えられるみたいです。
体の感覚を研ぎ澄ます訓練というのもヨガに似た観点ですね。
その辺も少し書かれていたのでまた書こうかと。
<イベント情報>
3/15(日)長野県上田市
BODY Learn Yoga
[詳細]
https://uedayogahiroki.hatenablog.com/entry/2020/02/15/135855
<ウェブサイト>
あたりまえヨガ
https://peraichi.com/landing_pages/view/atarimaeyoga2019
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。
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