長野県上田市のヨガインストラクターHIROKI

長野県でヨガのインストラクター、ダンサー、トレーナーとして活動しているHIROKIです。ヨガのポーズと解剖学、ヨガの哲学と近代哲学、感覚的なヨガの知識と、論理的に説明のできる知識を照らし合わせて、ヨガの疑問を紐解いていきます。少しでも生活の質向上に役立てれば嬉しいです。

なぜ呼吸なのか

ここ最近は寒いですね〜

もう春が来ると思ったんですが。

もう少しの辛抱かなw

 

 

さて、皆さん隙のない姿勢はできてますかね。

前回瞑想のためには「リラックスしていて隙がない姿勢」が重要だと書きましたが、なかなか「隙」なんて意識しないですよね。

 

僕は基本的に隙だらけなので意識すると緊張感が高まりすぎてしまう感じがあります。

慣れていきたいところだな〜

 

 

まぁ姿勢も大切なんですが、とりあえず今できる範囲でいいとは思います。

 

ある程度リラックスして隙がない状態を作れたら、基本的には呼吸を意識して瞑想します。

 

流れ的には

①呼吸に意識を向ける

②注意がそれる

③元に戻す

の繰り返しですね。

 

 

ただ、なぜ「呼吸」に注意を向けるのか、僕はあまりわかってなかったんですが、やっぱり意味はあるみたいです。

 

瞑想の際に重要なのは「一点に集中する事」なので、正直言って呼吸じゃなくても可能です。

 

実際食べてるものに集中したり、何か楽しい経験に集中する方法もあるらしいです。

 

しかし多くの場合、瞑想は呼吸を対象に行います。

 

それには「人間がどこに注意を向けやすいのか」という事が関連してくるんですよね。

 

 

人間が無意識に注意を向けるのは「快」か「不快」です。

 

確かに楽しい事や腹立つ事には勝手に注意が向きますよね。

 

逆にそのどちらでもない事は注意が向きにくい。

例えば「呼吸」は基本的に快でも不快でも無いと思います。

(すっごい長く息を止めた後なんかは快ですけどね。)

 

だから呼吸に集中し続けるのは難しいという事が言えます。

 

つまり呼吸瞑想っていうのはあえて難しい事をやってるわけです。

 

なぜ集中するのが難しい呼吸を使うのか。

それはまさに難しいからなんですよねw

 

日常生活の中には強い刺激がたくさんあります。

つまり快や不快がたくさんあります。

 

という事はどんどん強い刺激の方に注意は向かってしまうとも言えます。

 

そんな時に今自分が集中したいものに集中するには、注意を向ける力を鍛えなければいけません。

 

だからあえて難しい呼吸を使って瞑想するんですね。

 

この「快でも不快でもない」という観点では前に紹介した「ラベリング瞑想」や「歩行瞑想」も使えると思います。

 

呼吸、体の感覚、歩行など、自分にとって「あたりまえ」になっている事ほど集中が難しいですからね。

 

何か自分のあたりまえに対して集中する。

「あたりまえヨガ」を是非実践したいですね。

 

 

 

<ウェブサイト>
あたりまえヨガ
https://peraichi.com/landing_pages/view/atarimaeyoga2019


HIROKI

日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。

 

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