ホワイトボードの文字は簡単に消える?
いつのまにか12月ですね。
もうすぐ新年を迎えるということで来年の目標を立てたり、目標達成のためのプランを練ったりする方も多いかと思います。
僕はブログもですが、色々サボってしまい改めて習慣化していかなきゃという所です。
ところで「目標をに向かって努力する」というのは結構当たり前にやってるかもしれませんが、最近ヨガ哲学の授業で習ったことに「結果を求めず行為をする」というものがあります。
「こうやったら目標達成できるはずだ!」というプランを立てて実行するという事は、達成できなかった時に辛いというか、結果にのみ執着してしまうという事で、良くないとか。
まぁ確かに、「甲子園で優勝する!」とかの場合、どんなに完璧に努力しても誰かは叶わないわけなんで、報われない可能性はあります。
そうなった時に、「あんなに頑張ったのに目標達成できまかった」「何も残らなかった」となってしまうのではなく、「目標に向かう過程での経験を積んだ」「今回は達成できなかった」という現状を素直に受け止めることが必要なのかもしれません。
「結果を求めて行為する」ということに関して、ホワイトボードの字を例に僕の先生がよく話します。
字を書いて消す時、
「あ、これ消えないね〜」
「こういうの見ると、ボードとか消すやつが悪いように感じない?」
「でも、消えて当たり前だと思ってるからなんだよね」
「結果をこっちで決めちゃってるから、本質が見えなくなってイライラしたりする」
「もっとフラットに本質を見れるようになるのがヨガだよ」
的なことを言います。
勝手に決めつけてしまうと本来の姿が見えなくなってしまう。さっきの目標達成で言えばどんなプロセスが目標達成に繋がるかを勝手に決めてしまうという事。
わかるな〜っていう部分もありつつ、本当に目標を達成したい時にそういう風に考えられない気もしています。
特に人と競争しなければいけない分野に関しては、強い想いの人に負けちゃうように感じてしまいますね。
「結果を強くイメージして、目標のために正しい努力をする」というのが当たり前として生きてきたので、結果を求めようとしないのはなんともむず痒い感じw
ヨガって、「こうしたら悟れるよ、悟ったら幸せだよ」っていうもので、幸せになるために、悟りに入るやり方を説いたものだと理解しています。
つまりは幸せになるための攻略法ですかね。
ドラクエを最短で全クリする方法が書いてあるようなものです。
書いてある通りにやれば無駄なくクリアできるわけですが、カジノで遊んだり、必要ないくらいにレベル上げしてみたり、そういうのも楽しいですよね。
結果的に、もう今のステージでレベル上げるのは辛いし飽きたってなれば、ストーリーを進めたくなります。
そうした時にさっさと進めたかったら攻略本が役立ちますよね。
現状に執着があるのなら、そこに気がすむまで向かってみて、虚しさを感じて来たら人生のステージを進めるためにヨガ哲学を使えばいいのかなって思います。
目標のため、お金のため、有名になるために必死になっても、どこかで満たされなくなって、本質に向かいたくなるかもしれない。
でも、最初から本質に向かうのはなかなか難しい。今欲しいものはまず掴んで、それから執着を外せばいい。
僕のヨガへの関わり方は今のところそんな感じです。
これから掴みたものを掴んで行って、人生のステージが上がれば、また全然違う関わり方になると思います。
「こうしなきゃいけない」っていうのはないから、自分なりのヨガをしていきたいですね。
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。
このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。
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