人と比べないの続き
サピエンス全史の本の内容とヨガ哲学から、「人と比べると幸せにならないかも」という話をしましたが、それとはまた違う観点の比較があります。
結局幸せかどうかって、脳内のセロトニン濃度で決まる的な話です。
普通、1万円と100万円だったら100万円もらった人の方が幸せになりそうですよね。
でも、ものすごくお金がなくて、家もない的な生活を続けている人は、貧乏が基本ですよね。
基本なので慣れてしまってそんなに苦じゃなかったりします。そんな状態で1万円もらったら色々と助かっちゃうのでセロトニンがたくさん分泌されて幸せ度が高いかもしれません。
もちろん100万円もらったらもっと嬉しいかと思いますがw
それに対しソフトバンクの孫正義さんに100万円あげても全く喜ばない気がしますよね。1億円でもはたして嬉しいのだろうか?w
幸せを感じると言う点に関しては、今の状況に対して決まるので、物質的に満たされて行っても幸せ度は変わらないって言うことですね。
だからヨガ哲学では物質的な喜びや人から認められたいと言った表面的な喜びを追い求めても幸せにはなれないとしています。
ただ、もし死ぬまでの間にちょっとずつ今の状況よりも良くなり続ければ、幸せは続くんじゃないか?という疑問が出ます。
今よりいい→セロトニン分泌→幸せ
ならそうなっていきますよね。
ただ、これはホームレスから成り上がっていって、どこかで孫正義さんと自分を比較してしまうと厳しいですよね。
自分もあのくらい稼げるようになりたい
→稼げていない自分はダメだ
→今の幸せが幸せじゃなくなる
→今より良くなっても孫さんに比べたら足りない
→セロトニンが分泌しない
→幸せになれない
という流れになるんじゃないかな〜
きっと何かを突き詰めて行けばトップの人とかと自分を比べてしまうと思います。それはそれでいいと思うんだけど、永続的な幸せにはなり得ないのかなと思います。
じゃあ永続的な幸せって?
それがきっと悟りであって、今の自分に満足し続けることなのかもしれません。
ただ、ずっと幸せっていうのもいいけど、人生って波も欲しいと思っちゃうw
悟って幸せっていう状態は人生の終盤でいいかなー。
ヨガは悟って幸せを目指すために作られたものですけど使い方は自由ですしね。
物でもあるじゃないですか。
作ったときは海苔を刻むための物だったのが、個人情報のシュレッダーとして売れたとか
既存の考え方に固執せず、フラットな目線で捉えていきたいですね。
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 落ち着いたらレッスン情報も! 興味があれば是非読んでみてください。
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