未知の未知を減らしたい
ちょっと雪が積もってきましたね〜
ていうかカメラが割れてて変な線が入るw
僕は北海道出身なので雪は慣れてますが、上田市はほとんど雪が積もらないので、全く雪対策ができてません。
ハワイで買ったクロックスを未だに履いているので今日は雪に埋もれて歩いてますw
クロックスって言っても靴ね。
さすがにサンダルではないよ?w
雪国に住んでいれば、雪かきグッズや防寒グッズなど、さまざまな雪・寒さ対策が当たり前だと思いますが、雪国に住んだことがない人からすれば全く遭遇することはなく、聞いたことすらないものも多いかと思います。
除雪用ダンプ。
北海道では無い家はないくらいのアイテムですが、結構積もる地域じゃないと使いませんよね。
なので、このダンプって、道産子(北海道生まれの人)からすれば既知の既知(知っているという事を知っている状態)。
北海道に行ったことがあるけど、地元は雪が全く降らない人にとっては未知の既知(よくわかんないけど存在は知ってる状態)。
雪の降らない地域に住んでいて、雪国の光景を見たこともない人は未知の未知(知らないことすら気づいてない状態)となります。
なんでいきなりめんどくさい表現が?
と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、今日のテーマが未知の未知なんですw
どういう事かっていうと、お世話なっているトレーナーの方のブログを読んでいて、「トレーナー業界の未知の未知」という記事に共感と危機感を覚えたわけです。
「例えば、この業界あるあるですが、専門学校を卒業して、トレーナーの企業に就職→親元を離れて一人暮らし→職場では専門的な知識に関する話題しか上がらない→家でも1人なのでそういった話題にならない→「未知の未知」の領域が変わらない→30歳になっても、40歳になっても社会人としての土台が成長していない→経験年数が長いという理由でそうした人間が育成担当になる→更に未知の未知だらけな人間が溢れていく」
これは、トレーナー、インストラクターという職業に関してはかなり多くて、人間的に薄い人がめちゃくちゃ多いですねw
偉そうに言えるほど自分がしっかりしているわけでもないんですがw
専門的な事以外は未知の未知だから、気づきもしない。
→気づかなければ学びようがない。
→成長しない。
という事ですよね。
専門分野のみに特化した状態になってしまうわけですね。
しかも、それ以上に危険な要素として、
専門学校や大学を卒業した直後から、「先生」と呼ばれるような立場なんですよね。トレーナーやインストラクターは。
時には沢山のお客さんが来てくれて、「自分イケてるんじゃない?」的な勘違いをする人も出てくる。
そうなると専門分野の勉強すらしなくなったりします。
もう、救いようがないわけですが、20代のうちは人気もあるかもしれませんね。
40代になったらTHE ENDでしょうw
長くなりましたが、フィットネス業界ではこんな感じの事があります。
ヨガの業界でもあるにはあるんですが、専門学校を卒業してすぐヨガインストラクターになる人よりも、「仕事をしてたけど子供ができてやめて、子育てが落ち着いてきてヨガの資格を取る」っていう人が結構多くて、専門的な所だけに特化した人にはならないパターンが結構多いですね。
ヨガインストラクターでもアーサナをただ伝えればいいのであれば、専門分野のみに集中していていいですが、ヨガっていうものを伝える立場なら、偏った領域だけに特化していてもいけないのかなと思います。
未知の未知を減らし、未知の既知にしていく。
必要であれば既知の既知にしていって、良かったものを伝える。
簡単な流れだし当たり前だけど、こういうインストラクターが増えていけばいいな〜と、雪を見ながら思いましたw
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 落ち着いたらレッスン情報も! 興味があれば是非読んでみてください。 質問などもあれば、こちらで受け付けています。
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