長野県上田市のヨガインストラクターHIROKI

長野県でヨガのインストラクター、ダンサー、トレーナーとして活動しているHIROKIです。ヨガのポーズと解剖学、ヨガの哲学と近代哲学、感覚的なヨガの知識と、論理的に説明のできる知識を照らし合わせて、ヨガの疑問を紐解いていきます。少しでも生活の質向上に役立てれば嬉しいです。

バランスポーズは集めてドーン

やっと3秒くらい。

止まれるようになってきました。

 

片手倒立。

 

僕はブレイクダンスを長いことやってるので、一瞬止めることはできるんですが、なかなか安定させる事は出来ず、最近よく練習してます。

 

今週アームバランスのクラスがあるので日々アームバランスを練習していて、その流れで片手倒立もやっちゃおうと取り組んでいる所です。

 

前にもブログで書きましたが、バランスを取るには支持規定面と重心が深く関係していて、

支持基底面(地面に接している面)の上に

 

重心が収まっていると転びません。

 

 

つまり支持基底面は広いほど安定ですし、重心が低い方がグラグラしないので安定です。

 

じゃあ片手倒立はどうかというと、支持基底面は手のひら1枚分で重心は最大限の高さです。

 

普通に考えたら一番バランスのとりにくい形と言えます。(指一本の倒立とかは除外すると)

 

まぁ片手倒立をする機会はあまりないと思うので、他の形で考えた時、支持基底面が一番狭く重心が一番高いのは片足立ちでしょう。

 

こういう機会があれば思い出してください。

 

逆に支持基底面が一番大きいのは寝てる時。重心が一番低いのも寝てる時です。

仰向けやうつ伏せはバランスの観点で最強レベルに安定という事ですね。

 

 

赤ちゃんも成長の過程で仰向けから座って、ハイハイとかして、つかまり立ちをしてから立ちますよね。

 

 

そう考えたらフラミンゴって相当やばい。

 

ドフラミンゴさんが王の器というのも頷けます。

 

 

支持基底面の中に重心を入れておく必要があるという事は、重心が支持基底面の中心に近いほど安定します。

 

なので支持基底面の真ん中に重心を集めるようにした方がバランスが取りやすいという事になります。

 

 

そして床を押す事で、重力に対する反力を貰えますので、下方向への力も有効です。

 

つまり、支持規定面の中心に集めて床方向に押す感じがバランスを取る方法となります。

 

僕のイメージではこれを床に打つ感じ。

 

集めてドーンね。

 

アームバランスのポーズで考えれば、キャットのポーズで中心かつ床方向に力を加えるとバカーサナのベースになるし、

 

 

(バカーサナで画像検索したらすごくいい説明がw)

 

立位前屈から伸肘倒立

 

 

 

という感じです。

この感覚を意識しながら座ったり立ったりしていればバランスの感覚は結構良くなると思いますし、バランスポーズの際はこれを使えばやりやすいと思います。

 

赤ちゃんの運動発達と同じように、難度の高いポーズはいきなりチャレンジするよりも段階を踏んだ方が効率よく体を使えますからね。

 

個人的には効率よりもいきなりチャレンジする方が楽しいですがw

 

 

HIROKI    

日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 落ち着いたらレッスン情報も! 興味があれば是非読んでみてください。   質問などもあれば、こちらで受け付けています。

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