違いを認めるには
北海道にいる間、あまり動けなかったので、今日は割としっかりトレーニングしました。
遠出が続くとトレーニングする時間や場所が少ないのが難点ですね。
今度から遠征の時もジムとか探しとかなきゃ。
さて、今日もヨーガスートラのお話です。
1章の4節は、3節(前回の話)と同じ事を角度を変えて話しています。
心の濁りが無くなれば、本質が見えるという話を逆に言えば、心に濁りがあると見え方も濁っちゃうから、本質が見えないよって話です。
(そのまんまやん)
そのまんまではあるんですが、この節では「本質が見えない」という事を少し詳しく書いていて、表面的な違いが気になっちゃうよ、って感じで書かれています。
違いって、誰かと自分を比べたら色々ありますよね。
自分はどんな人間かっていう事を話す時には人との違いを話すと思います。
いわゆる自己紹介の時ですね。
例えば「自分はどんな人間か」を言葉にすると、「30歳の男でヨガをしていて…」と自分をどう分類するかを話していくと思います。
そうなると、「30歳ならこれくらい稼げなきゃ」とか
「男なんだからここは頑張れよ」とか
「ヨガやってるんだから体柔らかいんでしょ」とかの先入観が出てきがちです。
でも歳とかもどうでも良くて、性格もどうでも良くて、全てを取っ払うと、
とりあえず「生きてる人間です」くらいシンプルになります。
すると周りの人と何も変わらないですよね。
みんな生きてる人間ですからね。
さっきの属性みたいなやつ(年齢とか性別とか)は一人一人の違いを表現するために実際は重要です。
性格も雰囲気も大事です。
でもその根本には、「みんな生きてる人間っていう点では何も変わらないから大切にしましょう」っていう考えが必要という事ですね。
もっと言えば人間に限らず、生物にも限らず、全てのものに対して、「存在は尊い」という事を意識すれば色々大切にできますよね。
もちろん、その上で違いがあるわけだから、好きや嫌いはあっていいと思います。
違いだけにフォーカスしないで、「根本ありきで見ましょうね」って感じ。
嫌な人も等しく生きていて、自分も相手も根本は同じ。
分解していくとみんな原子になりますし。
細胞はどんどん入れ替わっていますので、自分も相手も同じ原子をシェアしています。
地球規模で考えた場合、どこからが自分でどこからが相手かっていうのは明確に区切れないかもですね。
そんな大げさな事を普段から考えてたら大変ですが、頭の片隅に入れておけば、自分や相手が失敗した時に存在を否定しないですみます。
部下の指導テクニックとかで良く「存在を否定せずに行動を指摘しましょう」とか言いますが、これの根底にはヨガの考え方と共通するものがあります。
基本が0点で何かできればプラスという考えより、基本は100点、存在だけで素晴らしい上でプラスしていくような感じでしょうかね。
とりあえず100点スタート、「落第はナシ」でもいいんじゃないでしょうか。
その上でならどんな違いでも認められるかもしれないですね。
<イベント情報>
8月4日 (日)
場所:東区プラザ ホール
住所：新潟市東区下木戸1丁目4番1号（東区役所2階）
・スケジュール
ヨガ 長谷川
13時20～13時50分 30分
ダンスエアロ 中田 長谷川
14時～14時40分 40分
マーシャルワークアウト 中田 長谷川
14時50～15時30分 40分
ズンバ 長谷川
15時40分～16時30分 50分
退室
16時50分
・参加費
オール4500円
1本 2000円
2本 3500円
3本 4200円
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。
パーソナルトレーニングやグループレッスンに関して、基本的には上田市内で行なっていますが、遠方への出張も可能です。
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