ギブアンドテイク
今日は「GIVE & TAKE」読んでました。
サブタイトルの「与える人こそ成功する」ってなんかヨガっぽい感じですね。
小学校でも習うし、ビジネス書なんかにも書いてますが「見返りを求めず与える」というのは一見損しそうだけど、最終的には得をするんですよね。
でも僕は「与える」に関して、「言ってる意味はわかるけど、イメージがしにくい」という感想もあったんですよね。
それがこの本を読む事でちょっと納得できた気がします。
そもそもギブアンドテイクの観点から人間の性質を3種類に分けると、
①GIVER(ギバー)
相手に与える事を1番に考えてるタイプ。
②TAKER(テイカー)
相手から貰う事を1番に考えてるタイプ。
③MATCHER(マッチャー)
貰えば返す、奪われればやり返そうと考えてるタイプ。
という3種類がいるらしいです。
与えた場合、ギバーとマッチャーはお返しが期待できますがテイカーは期待できません。
奪った場合、テイカーとマッチャーからは仕返しを受けやすいですが、ギバーからは起こりにくいです。
で、ちょっと重要なのが3種類のタイプの割合です。
ギバーが20%
テイカーが25%
マッチャーが55%
らしく、つまりマッチャーがめっちゃ多いんですよね。
という事は与えたお返しは75%が返ってくる。
奪った仕返しは80%が返ってくる。
という状態ですね。
もちろん全部が実際に返ってくるわけじゃないと思うけど、返したいという気持ちは発生するみたい。
だから高確率でギブが大事になるんですね。
ただお返しや仕返しは結構遅れてくるから、短期的には奪う方が得をします。
でも後で困る事になるよね〜という感じ。
「目先の損得を考えずに徳を積む」とか「結果を求めず行為をする」とかヨガで言われるような事ともマッチしますね。
じゃあ与える事が初期設定の「ギバーは最強」かというと、気をつけなきゃいけない点があるみたい。
与えたいという姿勢はとても良いんでしょうけど、一定数はテイカー(与えても何も返ってこない)し、その他の人に与えてもすぐは返ってきません。
だから先に自分が疲れちゃう事も多いみたいですね。
お金を貸したり、何かを手伝ったりするのは良いけど、それで自分の生活が苦しくなっちゃう的な。
それも良いのかもしれないけど、ギバーの中でもうまくいく人は「WIN-WIN思考」だそうです。
「与えたい、助けたい」と思うのは同じですが、「与え続けたい、助け続けたい」と考えるから、持続的にギブできる方法を選びます。
だから与え続けられる「持続的ギバー」が最強ですね。
・多くの人がお返しや仕返しの考え方なので、自分の行為が返ってくる確率が高い
・多くの場合は返ってくるけど、それは遅れてくる
・一定数は与えても奪っても返ってこない
・与える気持ちが大切だけど、続けるためにWIN-WINを考える
そんな感じですかね〜
「どうやったら与え続けられるのか」に頭を使っていければいいですね。
3/20に開催予定だった新潟のイベントが中止になりました。
参加予定・検討中だった方、申し訳ありませんが今回は見送らせて頂きます。
<イベント情報>
3/8(日)長野県上田市
★B-Passion★vol.7
[詳細]
https://uedayogahiroki.hatenablog.com/entry/2020/02/14/190052
3/15(日)長野県上田市
BODY Learn Yoga
[詳細]
https://uedayogahiroki.hatenablog.com/entry/2020/02/15/135855
<ウェブサイト>
あたりまえヨガ
https://peraichi.com/landing_pages/view/atarimaeyoga2019
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。
パーソナルトレーニングやグループレッスンに関して、基本的には上田市内で行なっていますが、遠方への出張も可能です。
お問い合わせはLINEから受け付けています。
こちらのアカウントを友達追加して、トークから(お名前、お問い合わせの内容)を入力して頂くと返答致します。
メールでのお問い合わせも可能です。
bb.yo.hiroki@gmail.com