他者信頼
今日はまた続きで「他者信頼」について。
前回までに書いた「自己受容」と「課題の分離」ができていないとちょっと難しいみたいです。
相手をコントロールしようとせず、自分にできる事をやるっていう課題の分離と、そんな自分を認める自己受容ができる上で、相手を無条件に信じるのが他者信頼です。
この無条件っていうのがなかなか難しいですよね。
・信用と信頼
このよく似た言葉、信用と信頼は明確に違う意味で使われています。
よく漫画のセリフで出てくるから「信用より信頼はレベルが高い」的なイメージはあったんですけど、今まであまり違いをわかっていませんでした。
この本での定義は、
信用は「信じる根拠がある場合」
信頼は「信じる根拠がない場合」
です。
信頼のレベルが高いというのもわかりますね。
信じられる根拠がないのに信じるわけですから。
・信用で判断する事は多い
関係性が薄い人との関わりは基本的に信用で動いてると思います。
美容師さんなら、ホームページの画像とかを根拠に「3000円払ったら髪をうまく切ってくれる」と信じます。
レストランなら、ネットのレビューとかを根拠に「1000円で美味しいランチが食べられる」と信じます。
同じように関係性の深い人に対しても「この人は期待に応えてくれる根拠があるから関わろう」と、信用で判断していると疲れるかも。
・信頼はある意味丸投げ
最初は信用で成り立って関係でもだんだん信頼していくと楽ですよね。
美容師さんであれば、最初は「ショートカットが上手い人みたいだから頼んだ」としても、
関わってみていい人だったら、「上手くいかなくてもいいから、初挑戦の髪型をお願いしてみる」とかは楽しいですよね。
レストランでも「パスタが安くて美味しくて最高」だと思っていても、通ううちにお店の人と仲良くなって、「ディナーのおまかせコースも食べてみよう」となる時ありますよね。
どちらもある程度根拠があるとは言え、満足する内容が来るかどうかは、ある程度丸投げです。
・失敗でもいい
「そんな信頼なんてしてたら、損したり騙される事もあるんじゃないか」という考えもあります。
確かにそうなんですが、「それはそれでいい」というのが著者の見解ですw
これ、前にヨガのセミナーを受けた時に聞いた話と同じなんですが、誰かを信じて騙されたり、期待通りにいかなければ、「悲しめばいい」という考え方があります。
信じて失敗していけば、信じられる人がどんな人かわかってきますからね。
痛い目見て学ぶというw
・信用を積んで信頼関係に
いきなり信頼という「丸投げおまかせ」だと不安もあるだろうから、最初は信用を元に関われば良いんじゃないですかね。
そしてある程度信用できたら、騙されてもいいから信頼してみる。
強烈な詐欺とかは怖いかもしれないけど、それも学びっちゃ学びですよねw
<ウェブサイト>
あたりまえヨガ
https://peraichi.com/landing_pages/view/atarimaeyoga2019
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。
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