結局環境
前回は何か新しい事を習慣化するために、裏の目標とかいう怪しげな話をしましたが、それを見える化した「免疫マップ」というものがあります。
・改善目標→身に付けたい習慣とか、なくしたい習慣とか
・阻害行動→ついついやってしまうダメな習慣
・裏の目標→無意識に持っている、「行動を変えない理由」
・強力な固定観念→過去の経験などからくる、裏の目標の元になる考え方
人間の行動って、現状にある程度最適化されていると言います。
・朝寝坊するのはそれが都合良いから
・人の悪口を言うのはその方が良いから
・暴力を振るうのは自分の生き方に合っているから
普通に考えたらおかしな習慣でも、ちゃんと理由があるんだと思います。（たぶん）
そして体は今の状況を維持しようとする機能がありますが、習慣に関しても言える事です。
何かを無理やり変えようとしても、自動的に戻ってしまう。
体に対して外から刺激を与えても、免疫機能が働いて戻ってしまうように。
だから免疫マップって言うらしい。
この免疫マップ、実際にやってみると結構難しいですが、ちゃんと書いてみるとスッキリすると思います。
例えばダイエットをしたくて、食事管理を習慣化したいと考えても、何か裏の目標があるかもしれません。
そのとき、「甘いものをたくさん食べる」が問題で、「それには好きな食べ物を我慢するのは人生無駄にしている」という固定観念があったとします。
「食こそ人生」っていうスタイルね。
その場合は健康に気を使っている人とたくさん関わるとかして、環境の変化→固定観念の解消というように進むこともできるし、食はある程度諦めて運動で攻めることもできます。
でも「そもそも痩せたくない」理由が見つかった場合は運動で痩せるのも厳しいです。
実際に「痩せたらモテる」と思ってダイエット始めたけど、「痩せてもモテなかったらどうしよう」という思いからダイエットが進まないというパターンがあります。
この場合は目標と直接的に関わるので、本当に痩せたいなら固定観念を崩すしかありません。
ダイエットに限らず、勉強、運動、ボランティアなど、「良い」とされている習慣ってたくさんありますよね。
確かにそれを身に付けたら人生が好転することも多いと思います。
でも本当に自分に必要かどうかはわからないですよね。
僕自身、良いとされている習慣の中でも全くやっていない事はたくさんありますし、（早起きはしない）何年もやってなかった習慣がいきなり身に付いたりします。（ブログ書いたり、毎日酒飲むのやめてみたり）
これって、結局は環境の変化なんですよね。
ブログはビジネススクールの先生に毎日ブログ更新を勧められていたので、やらないと後ろめたい気持ちが強くなって始まりましたし、お酒に関しては腰を怪我してやめました。
やった事は「頑張る」じゃなくて、入学と怪我ですw
免疫マップを書いて見える化するのも効果的だと思うんですけど、結局習慣を変えるには環境を変えるのが良いですよね。
目指す目標が最適になるような環境に飛び込む。
そうすれば今度は免疫機能で勝手に継続されます。
環境の変え方としては、新しい目標を肯定してくれる人に宣言して関わるのが個人的には1番簡単かな。
ダイエットするなら、一気にボディビルジムに行くとか。
僕が早起きをしたくなったら「朝活している意識高い系」の集まりにでも行きますw
<オンラインレッスン>
WFスポーツクラブの詳細はコチラ
https://uedayogahiroki.hatenablog.com/entry/2020/05/04/234909
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<ウェブサイト>
あたりまえヨガ
https://peraichi.com/landing_pages/view/atarimaeyoga2019
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。
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