長野県上田市のヨガインストラクターHIROKI

長野県でヨガのインストラクター、ダンサー、トレーナーとして活動しているHIROKIです。ヨガのポーズと解剖学、ヨガの哲学と近代哲学、感覚的なヨガの知識と、論理的に説明のできる知識を照らし合わせて、ヨガの疑問を紐解いていきます。少しでも生活の質向上に役立てれば嬉しいです。

五感のコントロール

ヨガで大事にされてる考え方に8支則というものがあります。

まぁ大事な8箇条みたいな感じかな。

 

その中にプラティヤハラという項目があって、これは「五感などの自分の感覚をコントロールしましょう」というものです。

 

人はいろんなものを感じるので、いろんな影響を受けますよね。

 

視覚から受ける影響、聴覚から受ける影響。

というか影響を受けてなかったら生きていけないですが。

 

だけど、外からの刺激に反応的になりすぎないようにしないと、いちいち反応してしまう動物的な生き方になります。

もちろん動物的な側面があっても良いですけどね。

 

例えば痛みに関して。

どこか痛い部分がある場合(無ければつねったりして作ると)、その部分を見て意識したら痛みは増幅されます。

逆に他の部分を見て意識から外すと痛みは緩和されます。

 

ヨガではこういう風に意識をコントロールするんですが、これは科学的にも証明されています。

 

・そこそこの痛みを感じる打撃を被験者に与える。

いきなりひどい実験w

 

・痛みを感じる部分を意識してもらったグループは脳の中の痛み反応が増加

 

・痛みを感じる部位以外を意識してもらったグループは脳の中の痛み反応が減少

という結果でした。

 

 

しかも、痛みって心の痛みでも同じ反応が脳で起きるらしいです。

 

・仮想キャッチボールを被験者に行ってもらう

多分Aさん、Bさん、Cさんの3人とかでキャッチボールする感じ。

 

・途中から1人仲間外れにする

AさんとBさんでばっかりボールを回して、Cさんは立ち尽くす構図。

 

・Cさんの脳の中では痛みを感じる反応が発生

 

シュールかつ寂しい実験w

小さい頃ってありますよね。

突如とした仲間外れ。

これは実際に痛みを感じていたんですね〜

 

そんな時でも意識を別のところに向ければ痛みは減ったり消えたりします。

 

 

この意識を別に向けるというのは「呼吸瞑想」で行われる手法と同じだと思います。

 

色んな音や映像に意識を持っていかれがちだけど、呼吸に集中し続けることで意識をコントロールする。

これができれば、必要な時に必要なところに意識を向けられるようになります。

 

ちなみにこの実験の一環で、瞑想の達人を対象に行われたものもありました。

・達人に瞑想してもらう

 

・達人に針を刺す

いや、まじかw

 

・達人の脳の中では痛み反応現れず

 

いや、凄すぎるよ達人。

そして酷すぎるよ科学者w

 

達人の域まで行ってしまえば、たとえキャチボールで仲間外れにされてもすぐに呼吸へ入り込んでしまえば良いですね。

 

 

 

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HIROKI

日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。

 

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