ストレスが出たら体を動かす
前回は「コルチゾールってウルトラマンだよね(いざというときに頼りになるけどずっとあっても困るよね)」という話でした。
そこで、
・過剰なストレス環境を避ける
・体を動かす
という方法が必要になるかな〜と思いました。
まず、過剰なストレス環境については、自分で変えられないかもしれないですが、職場などであまりに理不尽な環境があれば避けたいところではありますね。
また、どこかに属しているとしたらそこでの地位がコルチゾール量に影響を与える事が証明されています。
なんと会社の役職別にコルチゾール量を調べた実験では、偉い人ほど少ないという事が証明されたらしいです。(偉い人ほどストレスが少ない)
会社の雰囲気とかにもよる気がしますが、基本的に権限がある人は抑圧されることって少ないですからね。
社長は1番ストレスフリー。(社長ならではのストレスも沢山あると思うけどね)
これはお猿さんでも同じ結果になっていて、群れのボスから下っ端まで調べた結果、ボス猿に近いほどコルチゾールは少ないという結果に。
お猿さんの階級社会も大変なんですね〜
もう一つの「運動する」に関しては、「コルチゾールが元々はどんなときに出ていたのか」という理由と関係します。
よく言われるのは、「ライオンに出会ったとき」です。
そういえば野生のライオンに会った事ないけど、日本で言えば熊かな。
北海道はヒグマが出るからマジで死を覚悟するでしょうしね。
という事で熊が出たとします。
もしかしたら「かわいい〜」とか「美味しそう〜」という反応の人もいるかもしれませんが、基本的には「ヤバイ!」ですよね。
選択肢は2つ。
「闘う」か「逃げる」です。
(死んだフリはやめといたほいがいいかな)
という事は体は、
「闘える準備」と「逃げる準備」をしますよね。
消化とか吸収してる場合じゃないから、今すぐ必要じゃない臓器はストップ。
細かい筋肉もストップ。
強い筋肉をしっかり動かせるように、血流はダッシュするための腿やパンチするための腕などに集中します。
そしてエネルギーも十分に欲しいから筋肉を分解してエネルギーにするんですね。(少しだけだから闘うのには支障がでないくらい)
そうやって準備した身体を使って、壮絶な熊ファイトを繰り広げたり、スーパーダッシュをすれば、エネルギーは使われて体の状態も元に戻ります。
「コルチゾールさんありがとう」
「おかげで生きてます」
という状態ですね。
しかし、相手が熊じゃなくて大嫌いな上司だったら?
(今まで色々と嫌いな相手との関わり方も紹介しましたが、とりあえず置いといてw)
僕のダンス仲間でバイト先の店長を殴って辞めた人が2人いますが、基本的には避けたい方法ですよねw
闘うわけにはいかない。
ダッシュで逃げても意味ない。
その結果我慢するしかない。
体はエネルギーを爆発させる準備をしてるけど、ただ煮詰まって終わるという事になってしまいます。
だから即座に体を動かす事はできなくても、仕事で嫌な事があったら体を動かしましょう。
スクワットとかなら隙を見てできるかも。
就業中は無理でも、体の中ではずっと熊とお見合いしてる状態が続いてるかもしれないので、ちょっと遅くなっても退治しましょう。
という事でストレスから太る原因になる「コルチゾール」の対処法を少し紹介しました。
<ヨガ動画>
https://m.youtube.com/channel/UCd_aX1pAskhMbEmLxoFcFRQ
だいたい毎日ヨガの練習動画を上げてます。
レッスン動画じゃないので、詳しい説明とかはしてないです。
<イベント情報>
<ウェブサイト>
あたりまえヨガ
https://peraichi.com/landing_pages/view/atarimaeyoga2019
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。
パーソナルトレーニングやグループレッスンに関して、基本的には上田市内で行なっていますが、遠方への出張も可能です。
お問い合わせはLINEから受け付けています。
こちらのアカウントを友達追加して、トークから(お名前、お問い合わせの内容)を入力して頂くと返答致します。
メールでのお問い合わせも可能です。
bb.yo.hiroki@gmail.com