老化は演奏ミスのようなものらしい
最近「ライフスパン」っていう老化に関する本を読んでたんですが、これがなかなか分厚い本で、やっと読み終わりましたw
紙の本では592ページという事で、よくあるビジネス書の3冊分くらいでしょうか。
でも結構面白かったから、読み応えありでもOKな方は是非。
今日からこの本の内容で面白かったことを勝手に書いていきます。
もしかしたら健康に役立つ情報もあるかもしれません。
そもそも「老化ってどういう風に起きるの?」という事が割と序盤に書かれていますが、この時点でなかなか難しかったですねw
ざーっくりイメージすると、まず人間の設計図的なゲノムっていうのがあります。
ここは右手、ここは左足、とかそういうのが書いてあるやつかな。
聞いたことはあると思いますが、そこまで馴染みはないんじゃないでしょうか。
で、その情報に基づいて体を作る指示を出すのがエピゲノムってやつです。
本の中ではピアノを例に説明されていて、ゲノムはピアノです。
ピアノって、ドレミファソラシド的なやつ(鍵盤)が順番にあって、どこを押したらどんな音が出るか決まってますよね。
そして誰が弾いても同じところを弾けば同じ音が出ます。
僕が弾いても坂本龍一さんが弾いても同じ「ド」な訳ですね。(厳密には違うって言われそうだけどw)
そしてエピゲノムはピアニストです。
生まれつき超天才のピアニストなので、基本的に演奏ミスは少ないです。
壊れてないピアノをプロのピアニストがミスせずに弾けばちゃんと曲が聴けますよね。
これがちゃんとゲノム通りに体が作られている状態ですね。
つまり皮膚細胞はちゃんと皮膚細胞の特徴を持って生まれ、内臓の細胞はその内臓の特徴を持って生まれます。
でもピアノがおかしくなったり、ピアニストの集中力が切れてきてミスった場合は予定と少し違う曲になっていきます。
(僕がモーツァルトを弾いたらもっと大変なことになりますがね。)
皮膚細胞のはずが、ごく一部が別の細胞の特徴を持って生まれてしまって、本来の皮膚の特徴が薄れてしまうわけですね。
それが老化として見た目や機能に現れるということらしいです。
元々は純度の高い細胞だったはずが、不具合によって不純物が増えるという感じでしょうか。
でもそんな時に活躍するのが「指揮者」兼「調律師」というハイスペックの「サーチュイン」さん。
ピアノを演奏していて、ピアニストがミスしたらちゃんと教えてくれるし、ピアノが不調だったら直してくれるみたいです。
(これがイメージの話なのか、実際の話なのかはよくわかんないんですが、まぁそういう感じw)
だから指揮者のサーチュインさんが健在であれば、老化はある程度防げるということみたいなんですよね。
それでサーチュインさんは「長寿遺伝子」として注目されているわけです。
しかし、演奏しているのは1人じゃないわけです。
オーケストラのあちこちでトラブルが発生したら指揮者は大忙しです。
最悪の場合持ち場に帰って来ないそうですw
指揮者が不在のまま時間が経過すると、だんだんピアノもピアニストも乱れてきて結局老化に繋がってしまう。
まぁ大変そうですもんね、曲の指示を出し、壊れた楽器まで直すって。
かなりブラックな職場w
だから老化予防の鍵としてはこのハイスペックなサーチュインさんを鍛えることにあるようです。
(他にもあるみたいだけどとりあえず)
詳しい話は次回から。
<ヨガ動画>
https://m.youtube.com/channel/UCd_aX1pAskhMbEmLxoFcFRQ
だいたい毎日ヨガの練習動画を上げてます。
レッスン動画じゃないので、詳しい説明とかはしてないです。
<ウェブサイト>
あたりまえヨガ
https://peraichi.com/landing_pages/view/atarimaeyoga2019
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。
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