アレルギーはワイルドなポリス
昨日は本のタイトルの話しかしませんでしたが、花粉症についての本を読んだということで（専門書じゃないので、正しいかどうかはわかりませんがw）、今日は少し内容についてもシェアできたらと思います。
そもそも花粉症ってアレルギーが起きているわけですが、アレルギーってどんな状態？ということも説明がありましたのでそこからですかね。
「そんなん知ってるわ」という方もいると思いますが、改めて確認してみると「へぇ〜」ってこともあるかも。
【アレルギーとは、ざっくり言えばワイルドな警察】
そもそもアレルギーというのは、免疫反応が特定のものに対して過剰に起こることですよね。
免疫反応は外から来たものに対して、危険があれば排除するという風に、ある意味警察みたいなものです。
だから多少乱暴になるのは仕方ないんですが、警察の人が街中でいきなり爆弾とか使ってたら困りますよね。
「敵も倒すけど、街も壊すぜ」的なワイルドなポリスメンですね。
ということで、「アレルギー＝ワイルドポリスメン」です。
そして「そこまで悪くない人達」を爆弾でやっつけてしまうのも困るんですよねw
花粉以外にも小麦とか、果物とか、魚介類とか、色々ありますが、「なんか怪しいから爆弾の刑な」って言うポリス。
ワイルドですね。
【IgEってのが特に影響大らしい】
ポリスたちは、
IgG
IgA
IgD
IgE
という5部署に分かれているらしいです。
5部署合わせてGADEM…ガッデム（怒りを表すスラング）で覚えましょう。
そして特にアレルギーに関わるのが「IgE」と言う部署にお勤めの皆さんです。
基本的に他部署の皆さんは肉弾戦で取り締まるらしんですが、この「IgE」の場合はマスト細胞というところに爆弾を使う指示を出して、炎症を起こさせます。
調査隊のIgMが最初に対応し、IgAとIgGが主な戦闘、その後AとGを突破したらIgEが活躍です。（IgDはあまり働く事がないって書いてあった）
IgE「あ、みんな突破されちゃたね〜、マスト細胞さん、爆弾お願いしますわ」
マスト細胞「は〜い」
という感じですかね。
炎症が起きることで、目や鼻が大変な状態になるんですね。
涙や鼻水が敵（花粉）を直接外に追いやる。
目の痒みは擦らせたり洗わせることで、敵を外に出そうとします。
イメージ的には
悪い奴らが来た（花粉到着）→爆弾を使って建物ごと破壊（鼻や目に炎症ができる）→炎症のおかげで更に敵を排除（鼻水や涙などで花粉を外に出す）
という流れかな。
あ、無駄な話をしすぎて長くなりましたねw
ただ、IgEから指示→マスト細胞から物質が出る→炎症が起きる
というところだけわかっていると、とりあえず概要は抑えたかと思います。
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